1. 2017年下期 富山県南砺市

南砺市コーポレーフェローシップ業務目標

対象自治体:富山県南砺市
受け入れ課:地方創生推進課
期間:2017年11月~2018年1月(予定)随時受け入れ
業務目標:南砺市内住民と市外の”応援市民(貢献市民)”がWebでつながり、ポイント制度を組み入れたバーチャルコミュニティ形成支援事業

<南砺市の現状と目標設定>

南砺市は昨年度の後期コーポレートフェローシップ事業にて、NECソリューションイノベータ㈱およびyahoo㈱のフェローの方々と共に、標記の「応援市民(貢献市民)」のWebページのプロトタイプを作成することを目標としていました。
しかしながら、協議を進める中で、円滑に当該事業を進めるための事業体制のモデル構築が必要であるとの認識に至り、目標を具体的なWebページのプロトタイプを作ることから、実際の南砺市内外の地域団体の方々へのヒアリングを行いながら応援市民制度の事業体制案を作成することに変更しました。
2017年の前期後期の南砺市コーポレーフェローシップ業務目標として、(1)昨年度後期にフェローの方々と共に作成した応援市民制度の事業体制案に、応援市民のポイント制度を組み入れた応援市民制度の体制案を見直しながら、(2)昨年度実施できなかった実際のwebページのプロトタイプをフェローの方々と構築したいと思います。

本市の人口の現状と将来の展望を提示する「南砺市人口ビジョン」と、今後5年間の目標や施策の基本的方向及び具体的な施策をまとめた「南砺幸せなまちづくり創生総合戦略」を策定・公表しています。
南砺市は富山県内の自治体で高齢化率が最も高く、2060年に将来目標人口を3万人を達成する上で、総合戦略では2019年時のKPIとして*応援市民の認定者数800人を目指して本年度から本格的に取り組もうと掲げています。

<応援市民(貢献市民)とは>

*応援市民(貢献市民):南砺市外に住みながらも、南砺市を心に想い、集い、実践される方。

<南砺市の概要と応援市民制度の背景>

ユネスコ世界遺産に登録されている五箇山合掌造り、世界的な演劇を展開する利賀地区の劇団SCOT、国指定重要無形民族文化財に指定されている城端曳山祭、日本最大級の木彫り職人が集まる井波彫刻など豊かな自然環境と文化が残る南砺に関心のいる人は国内外で多い。宝島社刊「田舎暮らしの本」の2015年版「住みたい田舎」ベストランキングの古き良き日本部門で南砺市は1位となっている。
一昨年開業した北陸新幹線効果で首都圏および海外からの外国人旅行客などの来訪が増え、物理的インフラでの課題は改善されてきているが、南砺市に愛着を持ち今後も関わり続けたい方々へ継続的に南砺市から情報発信・交流を促すための情報を集約するプラッフォームが必要である。また、南砺市内住民の持つ課題・市外の方々と協働したい想いを吸い上げ、南砺に関わりたい方が参加・協力しやすい事柄を見える化・共有化することで南砺市内外の方々が主体的な関わりを促す仕組みが必要である。
具体的には、南砺に関心のある方およびゆかりの方々が今後も南砺とふれあう・応援活動をするにあたり、ICTを活用することで、地域住民とのニーズの把握・地理的条件の超えることを目指すコミュ二ケーションツール開発およびバーチャルを含めたコミュニティ形成を行うことを目指す。今回のコーポレートフェローシップでは、世界的な演劇発信地でありながら過疎化が進む利賀地区など多くの魅力を持ちながら、過疎が進む南砺市の各地域に対し、長期的に支えてもらえる応援市民発掘につなげる。南砺市内の任務に就く地域おこし協力隊やCode for Nantoとも協力しながら地域のコミュニケーションを図り、情報ポータルサイトを構築する上での仮説検証としてハッカソンを企画・運営・検証を行う。
このような情報プラットフォーム構築に向けて、専門的な情報技術だけでなく、地域住民や関係者等から課題やニーズを収集するインタビュー・調査、地域住民と市外の方々をつなぐコミュニティ運営、使いやすいサービス・UIを企画・設計するWebに関する知識・技術などを有し、行政と地域を横断するような機動力のある人材が必要であるが、技術革新が加速している中、市役所においてそのような人材を育成・確保することは困難であり、その時々の状況に応じて必要なスキルをもった外部人材を活用する方がむしろ合理的である。

具体的な作業スコープ

・ハッカソン当日のイベント運営
・日本人・外国人へのインタビュー・コミュニケーションツールの作成支援
・ハッカソン後の南砺市内の他地区への展開を含む南砺市総合戦略への提案書の作成支援など。
ただし、上記はあくまで目安であって、実際の作業内容は南砺市及びCode for Japan側との調整の上決定するものとする。

必要/強化されるスキルや経験

(一部でもあれば可。全て必須ではありません)
・コミュニケーションツールを企画するスキルまたは経験
・Webマーケティングに関するスキルまたは経験
・インタビューなどのユーザーリサーチに関するスキルまたは経験
・アイデアソン・ハッカソンなどの運営経験

ただし、上記はあくまで目安であって、実際の作業内容は南砺市及びCode for Japan側との調整の上決定するものとする。