1. 2018年上期 兵庫県神戸市

神戸市フィールドワーク・テーマ

募集自治体:神戸市役所
受け入れ課:企画調整局 情報化戦略部 イノベーション担当課
期間:2018年7月~2018年9月(予定)
募集テーマ:AI/IoT分野からはじめる、自治体のプロトタイプ文化。

神戸市の現状

昨今AIやIoTなどのバズワードが庁内で飛び交っているが、それらを実際に職員が使ってみた上での議論は稀である。そのため、実証実験の段階から営業力やブランド力の強い大手ベンダーが入り込むこととなり、結果として、本当に市民や職員のためになるか分からないものに対して必要以上の出費が生じている。また、業務で用いるシステムは安価に導入できるものではないという思い込みがあり、ちょっとツールを試してみるという文化がない。

募集テーマを選んだ理由

PaaS/SaaSや、ホビー用のマイコン/センサーを駆使することで、原課にとって魅力的なMVPが安価で容易に実現できる時代である。ただ、こういった現状と自治体内部の認識に乖離があるのも事実である。そのギャップを埋めるため、庁内にプロトタイプ文化を根付かせることが神戸市における重要な課題である。

期待している官民連携の効果

官:システムなどを導入する際に、低予算で素早くプロトタイプを試すことが前提となり、使い勝手まで含めた真に価値のあるICT導入に繋がる。将来的には、競争入札のプロセス自体を見直すきっかけとなる。
民:フェローが持っている趣味のようなスキルでさえ世間一般では非常に貴重であるという事実が自信に繋がり、エンジニアの視座を高めるきっかけとなる。また、今後変わっていくであろう競争入札のスキーム構築に貢献できる。

想定しているフェローの活動

① 神戸市が契約しているパブリッククラウドや、OSSを用いてMVPを開発する。具体的には、画像解析やセンサーを用いた人流解析や、鳥獣被害防止のためのIoTセンサーネットワークの構築支援などの案件を想定しているが、フェローのスキルセットに応じて柔軟に内容を変更/追加する予定。
② 情報部門向けに、実際に手を動かしてMVPを開発するための環境構築を支援し、定期的にツールやOSSの情報提供(LT)を行う。

ひとことPR

私は神戸市に長期フェローとして働いていますが、神戸市役所の情報部門は攻めのITに転換しようとしている真っ最中です。ぜひフェローの力を貸してください!