2019年上期 静岡県掛川市

2019.05.05 |

掛川市フィールドワーク・テーマ

募集自治体:掛川市
受け入れ課:社会教育課
期間:2019年7月~2019年9月(予定)
募集テーマ(25文字以内):金次郎さんのメッセージを生かすまちづくりへの支援

掛川市の現状

全国の小学校や公園に建てられている薪を背負った二宮金次郎像。この金次郎(尊徳)が唱えた「道徳と経済の両立」という考えは、「報徳」と呼ばれ全国に広がりました。
掛川市には全国に報徳を発信する拠点「大日本報徳社」があり、まちづくりの最高規範である「掛川市自治基本条例」の前文にも「市民と市がこれまで培ってきた報徳の精神」と明記されているように、まちの発展に報徳は大きく関わっています。
しかしながら、報徳や報徳にまつわる文化財を掛川のブランドとして磨き上げ、観光や産業といった分野に生かす取り組みは十分にされてきませんでした。

募集テーマを選んだ理由

上記の取り組みを推進するためには、行政以外の幅広い知恵や視点が必要です。
また、「道徳と経済の両立」という考え方は、企業の人材育成などにも有効と思われるため、共感いただける企業の方々と連携して推進していきたいと考えています。

期待している官民連携の効果

官民協働により幅広い視点で検討を行い、歴史的意義や歴史的価値を生かしつつ、文化財を経済的にも活用していく方策を検討していきたいです。
近年、観光分野等での文化財の活用が推進されていますので、「道徳と経済の両立」という理念を踏まえた取り組みは、掛川の特性を生かしつつ、全国に発信できる先進事例になるのではないかと考えています。

想定しているフェローの活動

  • 報徳を掛川のブランドとして磨き上げるためのマーケティング調査などへの助言・支援
  • 「道徳と経済の両立」「報徳」などを見える化し、わかりやすく情報発信していく取り組みへの助言・支援
  • 報徳に関わる文化財である市指定有形文化財「松ヶ岡」を活用し、保存活用の運営資金を得ていくスキームの研究
  • その他、文化財を活用して収益を上げ、道徳と経済を両立させながら、将来にわたって持続的に守っていく方策の研究

ひとことPR

大日本報徳社には「道徳門」「経済門」という石門があります。2つの門は同じ高さで、鉄製アームで互いの門柱はつながっており、「道徳と経済の両立」を象徴する形となっています。
経済成長だけでなく、精神的な満足感や幸福感も求められる時代だからこそ、この機会に報徳のまち掛川に興味を持ってもらえればと思います。

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