2019年下期 奈良県生駒市

2019.08.12 |

生駒市フィールドワーク・テーマ

募集自治体:奈良県生駒市
受け入れ課:環境モデル都市推進課
期間:2019年11月~2020年1月(予定)
募集テーマ(25文字以内):事業者と連携した食品ロス削減に向けた取組の仕組みの構築

生駒市の現状

2015年に国連サミットで採択された「持続可能な開発のためのアジェンダ2030」において、食品廃棄の削減は目標に設定されており、また、国内では、平成28年度の推計で年間643万t発生するなど、食品ロスの削減は大きな課題となっている。
また、本市は内閣府から「SDGs未来都市」に選定されており、SDGsの観点からも、食品ロスの削減は市として重点的に取組む施策であると考えている。
これまでには、市民団体との協働で食品ロス削減の啓発やフードドライブを実施するなど家庭系の食品ロス削減には取組んできたが、事業所から排出される食品ロスについては、目立った取組ができていない。
しかし、国内の食品ロス発生の内訳を見ると、同推計で事業系は年間352万t、約55%と見られており、本市でも事業系食品ロスの削減に取組むことが求められている。

募集テーマを選んだ理由

このような現状の中、本市は2019年3月に第3次生駒市環境基本計画を策定し、同計画のリーディングプロジェクト(計画における目標を達成するために、計画全体を牽引する役割を果たす取組)の一つに「お得でスマートに取り組む食品ロス削減」というプロジェクトを設定した。
計画策定時に実施したワークショップでは、参加された市民の方から「食品ロスの削減には、消費者の『お得感』に訴求した取組がよい」という意見があった。また、本市では、市内全スーパーマーケットとレジ袋有料化について協定を締結しており、そのネットワークを活し、ICT技術等も活用しながら、食品ロスの削減にスマートに取組むことを目指している。
「SDGs未来都市」として、SDGsの目標達成にも関連し、他の自治体でも共通の課題となっていると思われる食品ロス削減について、事業者と消費者とが連携して取組む仕組みを先駆的に構築したいと思いテーマに選定した。

期待している官民連携の効果

市内小売店(スーパーマーケット)から発生する食品ロスの現状把握と、事業者と住民をつなげることによってそれを削減できる仕組みの提案

想定しているフェローの活動

  • 事業者へのヒアリングにより事業者側の課題を整理
  • 住民ワークショップで事業者の課題を住民と共有
  • 事業者と住民との協創で取組める仕組みの提案
  • 持続可能な取組とするためのビジネスモデルの提案

ひとことPR

「募集テーマを選んだ理由」の欄にも記載したとおり、食品ロスの削減は第3次生駒市環境基本計画のリーディングプロジェクトの一つです。リーディングプロジェクトは、計画全体を牽引する役割を果たす取組であると同時に、環境面の取組が、社会や経済などの方面にも及び、SDGsの目標達成につながるという点も考慮して設定しており、この食品ロス削減が初めての取組になります。
計画の第一歩目の取組となる食品ロス削減について、パートナーとなっていただける企業の方の応募をお待ちしています。

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