Googleインパクトチャレンジにマドレボニータさんと共に応募しました

2015.03.14 | お知らせ

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【Google インパクトチャレンジ】マドレボニータさんと共に応募しました #codeforjapan
昨年私が参加した SUSANOO という社会起業家育成プログラムで同期だったマドレボニータさんと、Googleインパクトチャレンジに応募しました。現在、選考の結果待ちですが、3/16にはファイナリストが発表されるとのことで、ドキドキして結果を待っています。(3/16追記:ファイナリストに残っていました!→投票ページ
コーポレートフェローシップの準備などで慌ただしくしていましたが、ファイナリストが発表される前に、なぜマドレボニータさんと一緒にこのインパクトチャレンジに応募したのかの経緯を書いておきます。
■NPOとの連携の模索Code for Japan は、テクノロジーと市民参画をテーマに活動してきています。現在は、主にコミュニティ活動支援であるブリゲイド支援事業と、自治体側の変革を支援するフェローシップ事業の2つがメインになっています。まず、地域のCode for コミュニティの支援であるブリゲイド支援事業は、Code for Japan のコアであり、この活動無しには我々の活動は成り立ちません。草の根のネットワークが土壌となり、そこから様々なイノベーションの芽が出てきます。他の活動を考える際には、私は「テクノロジー活用による改善感度」を重視しています。Code for Japan の現在のリソースは限られている為、「どの領域が変わると、社会を変える効果が高いか」という領域を考え、そこに対して活動を行なっていこうとしています。行政や自治体という、これまでテクノロジー活用が進んでいなかった分野でテクノロジー活用を推し進めることで、様々な効果が期待できると考えて行なっているのがフェローシップです。実際に、浪江町のフェローシップでは、1億円以上の予算削減や町民ワークショップの実施による、本当に必要とされるアプリ開発などの成果をあげています。コーポレートフェローシップなど、日本独自のカスタマイズを入れながら、色々とチャレンジしているところです。一方、色々と活動しているうちに、NPOのテクノロジー活用もあまり進んでいないことがわかってきました。地域課題に寄り添ってきたNPOと、解決する地域課題を求めているCode for Japanが手を組み活動することで、お互いWin-Winな関係が作れると思うようになりました。
■「産後うつ」という衝撃そんな中、SUSANOOで出会ったのがNPO法人マドレボニータの吉岡マコさんです。マドレボニータは、独自の産前・産後のボディケア&フィットネスプログラムを開発し、教室などで教えているNPO団体です。合わせて、産後ケアの重要性についての普及啓蒙活動も行なっています。恥ずかしながら、SUSANOOでそれぞれの事業を説明する最初のプレゼンテーションでマドレボニータのマコさんから「産後うつ」という言葉を初めて聞き、出産直後の母親が陥りがちなこころとからだの問題、そして産後ケアの重要性を知りました。
「おめでとう」と祝福されているのに、産後に気持ちが沈んで悲しくなったり、イライラしたり、罪悪感に苦しんだりする母親が実は多いという事実を知り驚きました。私も小さい子どもがいるので、我が身を振り返り自分の妻の状況に対する無知に反省もしました。
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(SUSANOOでプレゼンをするマコさん)
■Googleインパクトチャレンジという機会少し時間が経ち、ふと目にしたのが、Google インパクトチャレンジでした。マコさんに「何か考えていますか?一緒に何かできることないですかね?」と聞いてみたところ、まさに応募を考えていたとのこと。産後ケアプログラムをプレゼントできるアプリを作ることで、もっと多くの人に産後ケアの重要性を伝えたい。しかし、技術的な部分がわからないのでサポートしてくれる所があると助かるということでした。Code for コミュニティの中にも、子育てをテーマにしている地域も多くあります。Code for Ikoma ではパパママ向けのハッカソンをやっていますし、Code for Nagareyama も子育て中のメンバーが多く参加しています。Code for Sapporo は、保育園マップを作りました。そのような地域と連携しながら、当事者達と「ともにつくる」ことができれば、Code for Japan らしい支援ができる。そう考えて、一緒に申請内容を作りました。
先方のブログにも、応募の経緯などが書かれていて、私の事も少し出ています。http://madrebonita.blogspot.jp/2015/02/google-google5000-google-google.html
もしインパクトチャレンジで選ばれたら、一般公募で対応チームを集めたいと思っています。16日に公開されるファイナリストに残っていた場合は、是非皆様のご支援をいただければと思います。(3/16追記:ファイナリストに残っていました!投票ページ

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