鯖江市でのコーポレートフェローシップが始まりました

2015.12.01 | お知らせ

コードフォージャパンが行なっている越境人材育成プログラム、コーポレートフェローシップの2015年下期が始まりました。
このブログは、Civic Tech Advent Calendar 2015 の1日目の記事です。
既に先行して始まっている横浜市(こちらは別途レポートします)に続き、鯖江市でも12月1日から派遣がスタートし、任命式と記者会見がありました。
鯖江市は、コーポレートフェローシップの受け入れを決めてくれた初めての市。昨年、前例の無い我々の取り組みに賛同し、受け入れを決めていただいた市長には感謝の気持ちで一杯です。今回フェローを派遣していただくのは、NECソリューションイノベータ株式会社。フェローの石崎 浩太郎さんは、DevLOVE広島の技術者コミュニティの運営なども行なうエンジニアです。12月1日より3ヶ月間、鯖江市役所で職員として勤務します。
前回のフェローシップでは、オープンデータの戦略づくりをお手伝いさせていただきました。今回の業務目標は、「子育てしやすい鯖江市を作るためのオープンデータ活用」。より踏み込んだ形でオープンデータの活用を目指します。
会見では、市長から新フェローへの期待や、給付金などに頼らない、地域コミュニティの力による子育てサポートの重要さ、既存の制度の情報が伝わりきっていない問題などを語っていただきました。
また、上司である、イノベーション戦略本部地方創生事業推進室長、八尋さんと、Code for Sabae の福野さんにも参加いただきました。八尋さんからは、市民協働のトップランナーである鯖江市にフェローを送ることで、地方創生について学び、力になりたいとのコメントがありました。福野さんからも、フェローに対する期待や、Code for Sabae との連携などについてお話いただいています。
石崎さんからも、「おとなしそうに見えて意外と熱い」というコメントが出て、会見を盛り上げてくれました。楽しんで働いてくれると思います。
前回のフェロー、奥野さんも駆けつけ、会見に同席してくれました。奥野さんは、フェローの期間が終わった後も鯖江市に関わり続け、今ではコード・フォー・ジャパンのコーポレートフェローシップの事業開発も担当してくれています。
コード・フォー・ジャパンのコーポレートフェローシップは、ただの技術者派遣ではありません。派遣されたフェローは、地元の Code for コミュニティと連携しながら、市民主体の課題解決策づくりを目指します。
今回も、Code for Sabae の現地コーディネートの元、地域の様々な人達から意見をヒアリングし、解決策を考えていくことになります。この日も、早速地域の築80年の繊維検査場を改装して作った「Hanaオープンイノベーション道場(こども起業家育成道場)」に訪問。早速鯖江に引っ越してきたお母さんを紹介してもらい、ヒアリングを行いました。
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写真:Hana道場を案内してくれた、エル・コミュニティの竹部さん
このHana道場も、前回フェローを送っていただいたSAPさんと市の繋がりから生まれたものです。この日も Ichigo Jam を使ったプログラミング教室が開かれていました。
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その後、鯖江中学校へ行き福野さんが作った Ichigo Jam を使ったクラブ活動を見学。子どもたちがBASICを使って、思い思いのゲームを作って披露していました。
オープンデータよりはるか前から市民主役条例を設定し、市民と行政職員の距離が近い鯖江市、訪れる度に新たな発見があります。このような場所で、初めて2期目となるコーポレートフェローシップの取り組みが始まります。
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3ヶ月後には、フェローの成果発表を行います。石崎さんの活躍の成果をお待ち下さい!

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