Civic Tech Fun! Fun! Report! 2021年 3月号

2021.03.31 | 活動レポート

はじめに

Civic Tech Fun! Fun! Report! 2021年3月号は、 Code for Giin、Code for Kusatsu、Code for Saga、civictech.tv、Code for Japanの5団体のレポートを掲載しています。
いよいろ今年も春がやってきました。今年は早くも葉桜がそこら中に芽吹いていますね。
3月はインターナショナルオープンデータデイが各地で開催されましたね。Code for Sagaもインターナショナルオープンデータデイ2021inさがを開催したところ、なんと高校生35名が参加!高校生のリアルな地域課題が見えるレポートを本編でお楽しみください♪
さらに今回は熱烈なファンの多いcivictech.tvが初登場!ファンはもちろん、今まで見たことも必見です♪
協力:八木さん(Code for Giin&Code for Kusatsu)、松浦さん(Code for Giin)、うしじまさん(Code for Saga)、太田垣さん(civictech.tv)

Code for Giin(コードフォー議員)

こんにちわ。草津市議のやぎーん(八木良人)です。

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きょうは、少し議会ネタをお話します。
今回は、予算議会だったのですが、けしからん事件が発生しました。(^^) 前回お話したように行政は予算にあることしか事業をすることができません。議会が承認したことしかできないことになっています。(首長の専決という例外を除いて)その中で、事件が発生しました。
3月議会で承認するはずの予算(学校の工事関係)を、議会に何も報告することなしに、1月に勝手に執行していたことが判明し、大問題になりました。工事内容はアスベスト除去工事なので内容的には問題無いのですが、この工事は3月議会の議案に提出されているので、議会の承認があるまでは執行できない工事でした。が、1月に執行していたことが判明!! けしからん事態です。あってはならんことです。行政側は、さすがに言い訳もできず、平謝りするしかありませんでした。議会側もいまさら終わった工事をどうすることもできないので、事後承認という形になりました。
予算議会の補足:草津市では3年前からタブレットを導入し、予算書という分厚い紙の冊子から開放されて、タブレットだけの審議にもようやく慣れてきました。早く採決もタブレットでできるようにしたいと思います。(今は起立で採決しています)

CIVIC TECH FORRUM 2021に応募しました

CodeforGiinから登壇者に応募しています。採用されたら、登壇者ネタとCodeforGiinの紹介をしますので、よろしくお願いいたします。
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こんにちは。秋田県五城目町議会の松浦真です。

秋田県五城目町では、国際教養大学の学生が地域にインターンに来たり、国際基督教大学と連携し、大学生が地域で約1ヶ月サービスラーニングを学ぶ機会を提供しています。そして、学生だけが学ぶのではなく、秋田県内の社会人と県外の社会人がそれぞれ1つのテーマで学び合う、そんな読書会をzoomベースで今年の1月からスタートしています。
現在の参加者は、秋田県内8名、秋田県外8名の計16名になります。3ヶ月に1回でテーマが変わる予定ですが、最初のテーマは、今季の大河ドラマでも有名な「渋沢栄一」でした。
「渋沢栄一がどのようにして生きてきたのか。現在の私たちが、その経験から学び取ることはなんなのか。」という話をする中で、渋沢が江戸時代末期の1867年にパリ万博に行き、近代国家の在り方を直接触れてきた未来を感じる経験は、まさに私たちがインターネットに最初に触れた時の感動のようなものと同じであるのではないか。そして、その感動を社会全体に伝え、当たり前になるには少し時間がかかるのかもしれないという感想もありました。
議員活動の重要性もさることながら、オープンデータの重要性や、code for giinの活動がより社会全体に広がっていくためには、この新しい世界の在り方を優しく、分かりやすく、面白く、時間をかけてじっくりと伝えていく必要があるのかなと個人的に思います。
1つの地域だけではできなくとも、地域の枠を超えてチャレンジに理解ある人達と一緒に学び合う。そんな関係性を構築することが重要なのかもしれないと渋沢栄一から学んでいる気がします。
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Code for Kusatsu

こんにちわ。やぎーん(八木良人)です。
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今回は、草津駅前にオープンする複合施設(キラリエ草津)の紹介をします。
実は草津市では、JR草津駅の駅前の一等地が20年以上にわたり空き地になっていました。いろいろな開発計画(温泉計画・マンション計画)がすべて頓挫して不自然に空き地になっていましたが、この度、いろいろ紆余曲折がありながらも、ようやく複合施設としてオープンすることになりました。
詳細設計まで出来た段階で政府補助金が未採択になり計画を一から作り直しになって、3年以上予定よりオープンが遅れたり、ようやく工事に入ったら地下から埋設物(ゴミ)が大量にでてきて数億円の予想外の費用がかかり、工期がおくれてしまったり、ほんま大変でしたが何とか完成。CodeForKusatsuもキラリエ草津のサポーター登録をして、定例会で使うことになりました。サポーター制度では使用料が50%OFFになり、優先予約もできるのでメンバーみんな喜んでいます。多くの市民団体がサポーター登録しているので、その方たちとつながるための拠点としても活用でき、2021年度はキラリエ草津を拠点にイベントもしますので、滋賀県に来られたときは、是非、草津市におたちよりくださいね。(^^)
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久しぶりの対面定例会&懇親会

コロナ禍でこの1年は対面の定例会もほとんどできず、イベントもことごとく中止になりましたが、年度最後の定例会は対面で実施し、懇親会も開催することができました。懇親会の無いCodeForKusatsuって、翼の折れたエンジェルのようなものです。(^_^;)
ということで、3月16日に定例会を開催しました。と、表向きは定例会開催だったのですが、実は、あるメンバーの壮行会(懇親会)が主たる目的でした。
いままで、CodeForKusatsuで唯一無二のプログラマである伊藤ゆうせい君が4月から大学進学で筑波大学に行くことになり、いままでお世話になったお礼をこめて、みんなの大好きな焼き肉でゆうせい君を送り出すことにしました。
4月からうちのゆうせいが筑波でお世話になりますが、どうか関東圏のブリゲードのみなさま! CodeForKusatsuのゆうせいをよろしくおたのもうします!!
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Code for Saga

Code for Sagaでは、一歩で遅れましたが3月14日(日)、インターナショナルオープンデータデイ2021inさがを開催しました。当初は、コロナ禍もあり、開催自体をどうしようかと悩んだりしたのですが、こういうときだからこそ“初心に返る”をテーマに開催してみることにしました。
会場は、Code for Sagaでは定番となった佐賀市歴史民俗館の旧古賀家。参加を募り始めてしばらくは、コアメンバー中心の申し込みだったのですが、個別にお声かけを始めると、想定していなかった事態が!なんと、佐賀商業高等学校の情報処理部(部活動)の皆さんが、部活の一環として参加してくれることに。申込は、コアメンバー約10名、高校生35名(汗
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イベントのメーンテーマは「オープンデータ利活用を一(いち)から考える」。代表の牛島からオープンデータについて説明したあと、オンラインで参加していただいたCODE for GIFUの石井さんや、コアメンバーの堀さん、初参加となった於保さんからライトニングトークをしていただきました。
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そこからオープンデータの利活用を考えるグループワークに突入。今回は高校生をメーンに「オープンデータを活用して佐賀の高校生の困りごとを解決しよう!」というテーマでディスカッションしました。
高校生の困りごとは、さすがリアリティがあります(笑)
「通学時の荷物が重たすぎる、もっと最適化する方法はないの?」「駐輪場の空き状況がわかると便利なのに」「課題が教科ごとに出されて優先順位がわかりづらい」「校則が厳しすぎ!」「今、一番最適な通学路が知りたい。小学生が多いと通りづらかったりする」などから「佐賀って虫が多いよね、嫌だ!」「お父さんの位置情報が知りたい」というリアルな課題までw
今回のイベントは、佐賀のオープンデータデイとしては初めて、高校生がたくさん参加してくれた取り組みになりました。そして、たくさんのことを高校生から教わった気がしています。
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まず、よくいう「地域課題」。つい社会課題と大きく捉えがちですが、その地域で暮らす一人一人が日常で感じている課題が地域課題なんですよね。オープンデータデイで高校生と一緒に考えたことで、そんな身近な課題について考え、解決のための仕組みを考えてみたくなりました。ぜひ、今回、高校生が出してくれたアイディアは、Code for Sagaとしても形にしてみたいです。
ということで、高校生に宿題をたくさんいただいて、心地よくCode for Sagaとしても次のフェーズに移行できそうです。
そんなオープンデータデイになりました。

civictech.tv

Civictechを中心に、ITやDXをわかりやすく伝える報道番組というコンセプトで試験配信している「Cテレ2255」
ほぼ平日の22:55〜 毎日Facebook Live で30分ほど、番組を放送しています。
元々は『Code for Japan Summit 2020』を盛り上げるために、イベントまでの2週間、毎日カウントダウンしてイベントの見どころをお伝えするライブ番組としてスタートしたのが「Cテレ」でした。
嬉しいことに、イベントが終わった後も「Cテレいつ再開するんですかー?」なんて声をかけてもらうことも多かったのですが、2021年1月8日に首都圏の1都3県を対象に緊急事態宣言が出たことをきっかけに、「暗いニュースばかりなので、Cテレのような楽しい番組をまたやってほしい」なんて、本気のアドバイスを何人かの方からいただき、緊急事態宣言があける2月7日までの暫定版という形で「Cテレ」試験配信をスタートすることになりました。
Civictechを中心とした報道番組というコンセプトで進めていますが、私達の考えるCivictechというのは、国民・市民であるみんなが何かをよくしていきたいと考えたり、行動したりすることだと捉えています。
プログラムができなくてもいいし、行政に関わっていなくてもいいし、まだ活動をスタートしていなくてもいいし、ちょっとでも「何かをよくしていきたいな」って考えてることがとても大切で、そういう人たちをゆる〜くつなげていくような応援するメディアにしていきたい、というのがCivictech.tv を作った想いです。
振り返ってみると、緊急事態宣言に入ってから色々と準備を続けて、ライブ試験配信をスタートしたのが2021年1月26日。
そこからネットワークや機材トラブルなどで配信できない日もちょっとあったけど、ほぼ平日は毎日22:55〜30分程度のライブ番組として放送を続けています。
気づけば、もう2ヶ月余り・・・はやいっ!
当初は緊急事態宣言があける2月7日までを予定していましたが、それが3月7日まで延長となり、さらに3月21日まで再延長があり、本日現在も緊急事態解除されたと言うものの、東京などでは段階的緩和期間を設けたり、都道府県によっては独自の自粛を求めるなど、まだまだ感染状況が落ち着いたとはいえない様子です。
そのため、「Cテレ2255」も、しばらくこのまま”ほぼ平日OPEN”な形で放送していきたいとおもいますので、どうぞよろしくお願いします!
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全国各地で活躍する人をゲストに招く『ソコロココトーク』コーナー

試験的にスタートした「Cテレ2255」は、スタート当初から観てくれている人はよく分かると思うのですが、どんなスタイルでやるかってこともカッチリ決めずにスタイルも毎日模索しながら進めてきました。
今見直してみると、グダグダな日もあるし、酔っ払ってる日もあるし(w ホントにスタイル決めずにやってきたんだなと自分でもビックリですw
そんな中で、2月26日の番組中に「こんなコーナーあったらいいのかも!?」って生まれた新コーナー「ソコロココトーク」
これは48面体のサイコロを振って、出た目の都道府県コードにまつわる方をゲストにお呼びしようってコーナーが誕生しました。
各地域で活動している人って、全国区で有名な方もたくさんいらっしゃるのですが、地元中心に活動しているとなかなか地域以外のところで知られていない、でもすっごい素敵な人っていると思うんですよね。
「そんな人と番組を通じてつながっていきたいね」ということは、以前から私と酒井さんの中で話していて、それが番組中に新コーナーという形になりました。
きっかけは、3/1にCode for Japan に現役公務員初の研究員としてジョインした北海道森町の山形たっくんをゲストに招いたことかな、と。
元々の構想として、全国各地の方につながる何かをやりたいとは思っていたものの、たっくんにオンラインでゲスト出演してもらったことで、この形なら全国各地の方ともつながっていけると、あらためて実感できたことも大きな後押しになりました。
|48面体のサイコロを振って、出た目の都道府県コードにちなんだ方をゲストに!|香川→鳥取→大分→鹿児島ときて、次回は福岡です!
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まだまだやります「Cテレ2255」— 4/1は特別編も開催!

2/28 私と酒井さんで司会・配信を担当したCOG(チャレンジ!オープンガバナンス)
2/17 経産省主催で開催した「Govtech conferece Japan #5」
私と酒井さん下山さんの3人で開催してきた「チャレンジ!オンラインイベントのはじめ方」のセミナー
私と酒井さんがやっている別番組「スナック恭子」などなど・・・・
Cテレは色々なイベントと連動したり、ほかにもCivictechに絡むイベントの告知をしたり、そんな形で毎日放送してきました。
|VLED勝手表彰「スナック恭子」を受賞してくださった村井純さんを取り上げたり、
|酒井さんの誕生日をお祝いしたり^^
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そんなCテレが、Code for Japan さんと共同主催で特別番組を開催することになりました!
4月1日(木)、新しく Code for Japan にジョインするメンバーの方のお披露目会という形で、代表の関さんと新メンバーの方が番組にゲストとして登場してくれます!
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Civictechで活動する方の応援番組として位置づけている「Cテレ」なので、こうしたコラボはとっても嬉しい!
Facebookみにくればライブも見れちゃうので、是非遊びにきてコメント欄を盛り上げてくださいね!
普段の2255より早め、1900からスタートしますよ〜(通常版の2255もあるので、そちらもよろしくです!4/1は2回やるのです!)
▼ 4月1日(木)19時〜特別編の情報はこちら! ▼
他にもCテレとコラボしたい!Cテレで取り上げてほしい!
そんな情報があったら、是非ぜひお気軽に声をかけてくださいね。
FB Liveだけでなく、YouTubeやPodcastでも公開してます。
そして、姉妹番組「スナック恭子」もよろしくです♪
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Code for Japan

年度末で(も?)忙しいCode for Japan!civictech.tvで紹介する新メンバーを迎える準備も進めています。今回は久しぶりにSocial Hack Dayのご紹介です。
3月27日に開催されたSocial Hack Dayはなんと25回目!1Dayハッカソンではありますが、継続開発をしているプロジェクトが多く、約40人が和気あいあいと開発を楽しんでいます。今回、参加したプロジェクトはこちらの7つでした。
  • herstory/発言が終わらないメーター
  • Code for SAKE
  • 紙マップ改善
  • PLATEAU/3D都市モデルを触ってみよう
  • ClassTech Labs
  • 母子シェルターマップ
  • 2121design_Civictech
特に話題になったのが「PLATEAU/3D都市モデルを触ってみよう」
PLATEAUは国交省は3D都市整備プロジェクトで3次元データをオープンライセンスで提供しているサービスです。そのPLATEAUをみんなで楽しく触っていました。その結果できたのが、この渋谷の画像です。わたしたちの知っている渋谷とちょっと違って楽しいですね笑
Social Hack Dayは和やかな雰囲気ですので、これまで参加したことがないかたもぜひご参加ください!次回は4月24日の開催です!

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