Code for America Summit でプレゼンしてきました

2014.09.25 | お知らせ

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【Code for America Summit でプレゼンしてきました】#code forjapan
代表の関です。年に一度開催されているシビックテックに関する一大カンファレンス、Code for America Summit にて無事プレゼンを行なってきました。5分間のプレゼンテーションに、Code for Japan に関わってくれた全ての人の思いを乗せてぶつけて来ました。
一緒にプレゼンした吉永さんや、スライドをかっこよくデザインしてくれた矢崎さん、現場で応援してくれた柴田さんや白川さん、Fumi さん、お疲れ様でした!!We made it!
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プレゼンは大成功
これまで何度か英語でのプレゼンというのはしたことがあるのですが、あのスティーブ・ジョブスが iPad2を発表したYBCAというステージで、500名くらいの観客がいる場所でのプレゼンというのは全くの初体験で、さすがに緊張しました。プレゼンの練習は何度もしたし完全に暗記はしているのだけど、時間が限られているのでフリーズしたらどうしようというドキドキ感は拭えません。
しかし、拍手に包まれてステージに上った瞬間、先日の Code for All Summit (レポート)やプレイベントで何度も会話した Code for All や CfA Brigade のメンバー、日本の皆の笑顔がステージから見えました。おかげですっと緊張は解け、「あ、これは行ける」と確信。そこからは伸び伸びと発表できました。流暢とまでは言えませんが、スライドのところどころで会場からたくさんの拍手を貰い、最後にはちょっとしたアドリブで笑いも取れるほどに。
会場のツイッターでの反応も上々。大成功でした。(以下に反応まとめました)
しかし、いきなりの英語プレゼンをこんな大舞台でこなしてしまう吉永さんは本当にすごいです。なんと能力値の高いことか。
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(堂々とプレゼンする吉永さん)
動画は後日Youtubeでアップされると思いますが、取り急ぎ柴田さんが撮影してくれたものがフェイスブックに上がっています。ライブ中継を見逃した方は御覧ください。
(10月2日追記)Youtubeで公開された動画を貼っておきます。
(追記終わり)
「エコシステム」は作れるのか
プレゼンの最後でも言っているのですが、Code for Japan のミッションは、「シビックテックスタートアップの為のエコシステムを作る」ことです。
「エコシステム」。口にするのは簡単ですが、これほど実現が難しいものはありません。間違いなく自分たちだけでは作れない。様々なプレイヤーがなんらかの報酬(金銭に限りません)を受けながら価値を交換する事が必要です。その為には多くの人を巻き込んでいく必要があります。今回、3日間の素晴らしいカンファレンスの中で、米国との違いを色々なところで痛感しました。そして成長スピードの早さにも驚かされました。日本には残念ながら社会起業家がシードマネーを獲得する手段は相当限られていますし、市民側の意識も米国とは少し違います。もちろん、行政側の意識も違います。米国のようなエコシステムをそのまま持ってくることは難しいでしょう。しかし、「まずここからやろう」と思い至ったことがひとつあります。それはこのカンファレンス中を通じて感じられる、いや、Code for America 全体を包むポジティブな雰囲気です。ハグ、笑い、そして Awesome job!, You rock!, Amazing!, You did it! といったありとあらゆるポジティブワードが飛び交う空間。だれかが行動をしたときには、それがどんな小さな行動だったとしても、賞賛を惜しみません。行政からもたくさん人が参加していますが、彼らもとてもオープンで積極的です。会場のそこかしこで新しいアイデアが交換されています。元々米国のカンファレンスはオープンでリラックスした感じなのですが、それに比べても圧倒的にポジティブなのではないかと思います。自分たちは社会課題解決(Make the world better place!)の為のチェンジメーカーであるという誇りと、そんな仲間を称える気持ち、そういったところから、Code for America のエコシステムが作られてきたのではないかと感じました。
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(今回のカンファレンス全体でキーワードになっていた言葉。Build with, not for.)
Japan Summit もあります
Code for Japan でも、来月10月10日〜12日には、Code for Japan Summit というイベントの開催を予定しています。Code for America Summit ほどとはいきませんが、少しでもあの素晴らしいカンファレンスに近づけられるよう、頑張って準備していきたいと思います。是非 Code for Japan の事を良く知らない方にもお越しいただきたいイベントです。(プログラムの詳細は近々公開予定)
シビックテックやについて興味を持っていただいた方、是非お越しください。お申込みはこちら
You did it!
昨年このサミットに参加した時、「いつかはここで発表したい」と密かに思っていたのですが、なんと一年で実現できてしまいました。全てはこれまで Code for Japan を支えてくれた皆さん、各地のブリゲイドコミュニティ、そして大きなリスクを取って私達をえらんでくれた浪江町の人々のお陰です。ヤフー基金や個人/法人スポンサーの皆様にも大変感謝しています。
と書くとよくあるお決まりの感謝の言葉のようではありますが、これは本当にそうで、私ではなくみんなが Code for Japan を作っているのです。実際、私自身が課題解決をしているのではなく、各地のブリゲイドやフェロー、それを支える家族、イベント参加した人々が課題解決をしているのです。これを読んでいるあなたも、今回発表している成果の一部だったりするんじゃないでしょうか。you did it!
不在が続く中我慢してくれている妻と娘にも感謝です。ありがとう!
日本にはまだ強力なエコシステムはありませんが、皆で作っていく方が楽しいですよね?Code for Japan の活動には誰でも参加できますし、地域の Code for は誰でも始められます。Code for Japan にはたくさんのTodoがあります。あなたも手を動かすことでムーブメントを楽しみませんか?まずはサミットへお越しください。たくさんの仲間があなたを待っています。ともに考え、ともにつくっていきましょう。
皆様とお会いできるのを楽しみにしております!

ともに考え、

ともにつくる。

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