シビックテックとオープンデータにより世界中で回る、参加型社会のPDCA

2014.07.18 | お知らせ

シビックテックとオープンデータにより世界中で回る、参加型社会のPDCA #codeforjapan

各国の Code for の代表が集まる Code for All Summit へ行ってきた

Code for Japan 代表の関です。
私と浪江町フェローの吉永さんで、7月14日にベルリンで開催された Code for All Summit というミーティングに参加してきました。
Code for Japan は Code for America が組織する 「Code for All」というコミュニティに参加しています。Code for Japan 以外だと、Code for Germany、Code for Caribbean, Code for Mexico、Code for Japan、Code for Poland などが参加しています。
Code for All Summit は、ベルリンで行われた Open Knowledge Festival という世界会議に合わせ、世界の Code for の代表者やサポーター間での情報共有や、これからの組織のあり方を考える為に開催されたものです。

奇しくも前日はワールドカップの決勝戦ということで、Code for の面々もスポーツバーにて観戦です。ドイツが優勝ということで、ホテルの回りは明け方までホーンが鳴り響いていました 😉 2014-07-13 20.58.30

Code for All Summit の会場は、Open Knowledge Festival が開催されるのと同じ場所で行われました。元ビールの醸造所だった場所にあるイベント施設、Kulturbrauerei の一室。なんと、ライブハウスです!

2014-07-14 09.08.25

セッションは、各国のショーケースの紹介15分x3→Q&A→パネルディスカッション→会場のメンバーとパネラーが3組に分かれ個別にディスカッション→もどってきて情報共有という流れが2セット行われました。
最後に、9月に行われる予定の Code for America Summit に関する話し合いなどを行なって終了。

日本から発表したこと
私と吉永さんは、日本で行なっているフェローシップの事例を中心に紹介しに行きました。

日本の発表に対しては、1年でこれだけのコミュニティに成長した事に対する賞賛、浪江町のフェローシップについての期待の声を多く貰いました。また、今計画中のコーポレートフェローシップについても「助成金や寄付金のみに頼らない持続可能なビジネスモデルの例として期待している」というフィードバックを貰いました。

今回プレゼンテーションを作るに当たって、Kiyomasa Baba さん、Chiho Sasaki さん、Hiroshi Omata さん、Shu Wakasa さんにご協力いただきました。ありがとうございました!

シビックテックが回す世界のPDCA
それぞれの国での取り組みは個別の文化的な側面、政府の状態、解決すべき課題などによって違いますが、市民中心の参加型社会を実現するための「シビックテック」という概念の元、このようにたくさんのチャレンジやアイデアが共有され、刺激をしあいながら新たな文脈が作られていくことがとにかく素晴らしいと思いました。政府主導で、「フェローシップに参加したいデベロッパーがいるかよくわからない」という状態から始まったメキシコ、わずか一年で実際にいくつかの組織で使われるような成果を出しているカリビアや、日本のように草の根コミュニティとフェローシップの両面で攻めるドイツなど、それぞれの事例がとても参考になりました。
また、ただプレゼンテーションを聞くだけでなくディスカッションに時間が多く取られており、Code for America やグーグル、CfAフェローなどによるパネルディスカッションや、会場に来ている mysociety などのサポーターとのディスカッションも非常に参考になりました。
詳細は次記事にて

オープンデータとシビックテックの相互関係
Code for All の翌日から開催された(ある意味こちらが本番ですが)Open Knowledge Festival でも、オープンデータから派生した様々な取り組みが紹介されています。(私は飛行機のチケットの関係上オープニングと初日のイベントしか参加できなかったのが非常に残念です…)私は CKAN Conference に参加したり、OpenSpending の Anders Pedarson にようやくフェイストゥーフェイスで会えたりと、短いながらも堪能しました。
こちらで思ったのは、技術者とアクティビストが非常に良いコンビネーションを実現していること。オープンソースコミュニティの文化がしっかりと引き継がれています。あと、皆活動を楽しんでいます。
ある意味、Code for Japan ではまだ具体的なプロジェクトビルディング力が足りない気がしましたので、技術面でのコミュニティビルディングにももっと力を入れていきたいと思いました。
CKAN Conf の模様はまた別エントリで上げたいと思います。

Code for Japan でも、このように各地の Code for が集まるイベント「Code for Japan Brigade Summit」や、「Code for Japan Summit」などを実施していく予定ですので、詳細決まりましたらまた本ブログやフェイスブックグループでご紹介します。
あと、吉永さん、英語での事例発表、お疲れ様でした!
2014-07-14 23.18.09
(疲れと時差ボケと、発表が無事に終わった安堵感から、レストランで落ちる吉永さんの図)

Code for All での各国の発表の模様
各国の発表やディスカッションの詳細を知りたい方は、次エントリにて。

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