NPTech Studio Season2 成果発表会を開催(12/4)

2022.01.11 | 活動レポート


NPOとエンジニアが同じ場に集まり、NPOの課題に対して実践的なサービスの企画・開発を行うアクセラレータープログラム「NPTech Studio」。Season2では「コロナ禍で支援が届きにくくなってしまったマイノリティの方々をエンパワメントする」をテーマに、全6回の開催日を経て、12/4(土)のDay6に成果発表会を行いました。9月のキックオフの様子は
こちらをご参照ください

 

今回のプログラムではNPOが活動を通して起こしたい社会的インパクトを重視し、団体が取り組む社会課題に対する目標設定や効果測定を意識できるように、「ロジックモデル」と言われる手法を導入しました。「ロジックモデル」は、活動に関係する様々なステークホルダーを並べ、その関わり方を時系列で表現する様式であり、支援が必要な方々の洗い出しと優先順位付け、目標に向けた実現方法のロードマップを整理することができます。目標や効果が可視化され、ユーザーインタビュー等による仮説検証が進めやすくなります。

ワークでは、NPOとエンジニアがお互いの知識を出し合い、得意なスキルで貢献しつつ、知らなかったことについては真摯に受け止めながら進めてきたこともあり、エンジニアによる発表では、NPO団体の一員であるかのような想いのこもったプレゼンを聞くことができました。
参加したエンジニアはスキルや経験も異なりましたが、NPOとの協働を通してそれぞれ新たな経験や視点を得ることができました。

  • 上流工程から事業の立ち上げを考えることは、本業ではしたことがなかった経験であり、団体が取り組む社会課題に触れることで視野も広がった。
  • 普段、自分自身が取り組んでいるシビックテックでは技術を持って課題を探している人が集まるが、NPTechは解決すべき課題だらけでアプローチが異なり新鮮だった。

 

スタジオを通して芽吹きつつある2つのプロジェクトは、引き続き同じチームで、Day6までに実施したプロトタイプをもとに活動現場への実装に取り組みます。3月頃に実装フェーズの成果報告会を行う予定です。さらなる進化にご期待ください!

 

NPO法人せいしとらんし熊本

「誰もが性に関する正しい知識を学べる環境づくり」をテーマに、データに基づくより正しい性教育アプローチを行うためのの足がかりとしてアンケート調査を実施し、その成果を発表しました。

  • 代表中村さんのコメント

これまでは様々な課題が全て繋がって見えてしまい、場当たり的な対応をしてしまうことがあった。ターゲットを分類することで、他の団体と連携するアプローチが見えてきた。

 

Cool Fukuoka

「地域で暮らす外国人がオーナーシップを持って自己実現できる社会」をテーマに、地域の外国人が住民と交流し、マルシェなどの活動の場を広げながら起業機会を掴むというユーザー体験のロードマップを描き、マッチングツールなどのプロトタイプを作成し発表しました。

  • 代表岩淵さんのコメント

1月以降はプロトタイプをMinimum Viable Productとして実装しながら、コミュニティの先に小さな起業機会が生まれる環境づくりに取り組みたい。

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