Civic Tech Fun! Fun! Report! 2018年3月号

2018.03.27 | 活動レポート

はじめに

Civic Tech Fun! Fun! Report! 3月号はCode for Amagasaki、Code for GIFU、Code for Kobe、Code for ふじのくに、Code for Japanの5団体のレポートを掲載しています。IODDなど盛りだくさんの内容を楽しみください♪協力:たださん(Code for Amagasaki)、石井さん(Code for GIFU)、西谷さん(Code for Kobe)、市川さん(Code for ふじのくに)

Code for Amagasaki

3/3(土)14時から尼崎市の寺町で、「てらまちアーカイブダンジョン」を、てらまちプロジェクトてらまちマッピングチームの方と開催しました!
notion image
3/3はInternational OpenData Day 2018です。オープンデータを使い、作る、一日となりました。場所は大覚寺の方が信徒会館を貸してくださいました。ありがたいです!参加者全員プレゼントの古地図兼次第。厚い和紙を使ったこだわりの仕上がりです♪
【イベント概要】参加者に4グループに分かれていただき、2つのミッションをこなしていただきました!
notion image
ミッション① 写真を撮ろう!尼崎市立地域研究史料館から提供いただいた古写真の撮られた場所に行き、同じアングルで写真を撮りました。50年経ち、変わったところと変わらないところなど色んな変化があることに気付きました。阪神尼崎駅前は特に大きく変わっていて、かなりの難易度でした。イベント中に皆さんに撮っていただいた写真はオープンデータとなり、Mapillaryというジオタグ付き写真共有サービスに投稿する予定です。
ミッション② 地図を書こう!参加者全員に紙の地図(Field Papers)をお配りし、OpenStreetMapの白い部分を書いていただきました。皆さん、お寺をしっかり書かれた方、自販機をたくさん書かれた方など、個性さまざまに書いてくださいました。皆さんの成果物を、18時からのマッピング講座でメンバーが黙々と入力しました!1時間30分での成果がこちら。
notion image
notion image
【皆さんの感想】・まち歩きの途中で買い物をした時に昔の地域の事をいろいろ訊いた。・写真の角度にこだわりだすと時間があっという間だった。・佐々(さっさ)成政氏のお墓が全然見つからなくて印象深かった。名前の読み方ももう忘れない。・阪神尼崎駅の位置が変わったということを初めて知った。・やりだすと燃えた。・皆でまわったので、ひとりでまわるよりも楽しかった。・古写真とおなじ構図で撮ることにとてもこだわった。・とにかく楽しかった。今と全く変わっていたりしていて面白かった。・寺町の辺りは詳しいつもりだったのに、全然知らなかったことがわかった。写真の場所が見つからないストレスがすごかった。・非常に楽しく、時間が足りない。普段は新しいものを見る視点でものを見ているが、古いものを考える視点に変わった。・久しぶりにゲーム感覚で楽しめた。昔に戻れたよう。地域資源が残っていることがわかり、良かった。まちおこしに繋げたい。・久しぶりにこの辺りを歩き、楽しかった。次の機会もあれば、ぜひ参加したい。・難しいものもあり、お墓の中を探して怖いシーンもあった。でも見つかったら楽しくて、面白かった。・写真のすごく細かいキーワードから場所を特定した。・同じ写真を使った2班で、答え合わせの答え合わせができたり、精度を競い合ったりできた。・出題側からしても難しい問題があった。・答えの写真を手元(スマホ)で確認できたらよかった。
notion image
参加者の皆さんに楽しんでいただけたようで、本当に良かったです。ありがとうございました!
楽しく学べる面白いイベントなので、市内のいろんな場所でいろんな団体が開催するようになればいいなと思っています。「うちでもやってみたい」なんてご相談などあれば、ぜひお声掛けくださいね!

Code for Gifu

CODE for GIFUの石井です。International Open Data Day(以下IODD)の一環として3/11に【情緒ある高山の「情景写真」を投稿しよう!】を開催しました。IODDは全世界でオープンデータの活用に関するイベントを同時開催するお祭りです。私はこのお祭りが大好きでCODE for GIFUでは2014年から毎年参加しています。今年は「写真」のオープンデータをつくります!
CC-BY 4.0 Yasue 岐阜県高山市 街の眺め
notion image
同じ岐阜県といっても今回の会場となった高山は飛騨地方と呼ばれ、とても雪深い地方で世界遺産として登録されている白川郷や、秘湯が魅力の奥飛騨温泉郷も隣接しており有数の観光地となっています。まず始めに2月に開催したプレイベントで情景写真の撮り方で受けたレクチャー「情景写真とは?」をおさらいしました。
情景写真の撮り方レクチャーの様子(まちスポ飛騨高山)
notion image
「その土地への憧れを感じさせる写真」を撮るべく、参加者全員で情緒あふれる高山の街にカメラを持って出かけました。実は運営メンバーは高山の街にもカメラにも詳しくなかったのですが(恥)、参加者で高山在住の方から写真映えする場所を紹介してもらったり、カメラの操作を教わったりしながら、みんなで沢山の写真を撮ることができました。ホント参加者の方々に感謝です。
早速、カメラの操作を教え合う
notion image
情緒あふれる高山の街並み
notion image
2時間ほど撮影して元の会場に戻ってから、高山の街歩きで集めたお土産でおやつタイムを「まちスポ飛騨高山」スタッフの方と一緒にとりました(高山はいい人が多い)。個人的には猫型のまんじゅうがかわいかったです。
高山市街で集めたお土産の数々
notion image
おやつタイムでほっこり
notion image
最後にそれぞれが撮影した自慢の写真を共有しました。この中から経済産業省が運営するフォトアーカイブプロジェクトである「FIND/47」に投稿します。みなさん一眼レフをもっているだけあってカメラに詳しく素晴らしい作品が撮影できました。その作品を何点か紹介します。ちなみにこの記事の最初にある高山の街並み写真も参加者の作品です。
CC-BY 4.0 Ito 岐阜県高山市 旧暦のお雛様
notion image
CC-BY 4.0 Konda 岐阜県高山市 職人気質
notion image
CC-BY 4.0 Ishii 岐阜県高山市 とある町内のお祭り
notion image
街をよく知っている方でもカメラを通じて新しい発見があったり、お互いに気づき合いを共有することで街のことをとても好きになってきました。ちょっとした目的のある街歩きって楽しいですよね。
がんばった仲間たちと記念撮影
notion image
とても「いい会」になったので、普段の活動拠点である大垣市でも開催したいと思います。楽しみしていてくださいねー。それでは、また次回!!!

Code for Kobe

代表の西谷です。前回のレポートでの予告通り、3/3にIODDに参加しました。Code for 選挙の神戸市議版を作ろうということで、とっかかりとしてWikidataの編集を行いました(イベントページはこちら)。Code for Japanの関さんや実際に現在市議をされている方も参加され、少人数ながらも有意義な会となりました。当日のオーガナイザーをしていただいた副代表後藤さんのブログも是非参照ください。
また、3/15の定例会では、「KobexBRAVE Acceleration program」ピッチ大会の報告とNASAハッカソンin078キックオフのワークショップを開催しました。
「KobexBRAVE Acceleration program」は、神戸医療産業都市を推進する神戸市と、Beyond Next Ventures株式会社が運営する革新的科学技術の事業化支援プログラム「BRAVEアクセラレーションプログラム」が連携して実施する、ライフサイエンスやヘルスケア領域における事業化支援プログラムです。定例会ではその内容に加えピッチされたチームの方々にも一部登壇いただきました。どんな化学反応が起こせるか楽しみです。
また、神戸でNASAハッカソン(昨年の様子)を開催するキックオフイベントを078で出来ないかという話があり、どのような場にしたいか定例会でオープンなディスカッションを繰り広げました。かなりハードなハッカソンのようですが、何とか取り組んでみたいと思います(^^;定例会のログはこちらです。
なお、新たなスピンオフ(?)として「チャットボット作る部」が発足しています。今年度はアウトプット&実験重視で進んでいけそうです(^^)乞うご期待!!

Code for ふじのくに

まずは、うちからはじめに言うことは、Code for Numazuの初期からメンバーとして沢山の議論と、沢山のことを一緒に考え、市長になって以降はオープンデータや、オープンガバナンスのお手伝いに尽力くださった、道半ばで急逝された大沼市長に感謝をさせていただきたいと思います。
彼(あえて友人なのでそう呼ぶ)のおかげで、沼津市に、オープンデータ利活用推進係ができました。沢山のオープンデータも出してもらえたり、周りの市町村の影響を与えてくれました。この義は、引き続き、我々が引き継ぎます。オープンガバメントめっちゃやりたがっていたからね、私はそれを忘れない。
まずは、オープンデータディは、子供達(プログラミング教室)、主婦(グラレコ講座)、シルバー世代(古い写真のオープンデータ化)、オープンデータ講演とサービスデザインのワークショップを含めて三島市でみしまICT祭りを行いました。誰もが、活躍できたり、楽しめるICT。私はそんなものを地域でやっていきたいです。
notion image
notion image
そして、来年度もWikipediaTown やりますよ!今年度最後は、沼津市の戸田エリア。なかなか皆さんこないけど、静浦の横穴や井田の古墳は県指定の古墳で見どころいっぱいです、沼津の南側にも皆さん是非来て欲しいです。ちなみに、古墳見てる時に現地のおじさんから(違う箇所で数人から)みかんいっぱいもらいました。こういうことも含めての地域だなと思います。来年度は、沼津市だけでなく、静岡市、賀茂郡、裾野市含めて静岡全域に展開するつもりです。そして、大沼市長からラストで託された、このまちづくりファンド事業、しっかりやりますよ。初回は4/15日、北条早雲ゆかりの興国寺城です!
notion image
notion image
などなど、いつも通り好きにやっていますが、今年度のハイライトは昨年のUDCの結果の台湾シビックテックツアー!これを3/28-3/31で視察に行きます。日本の若者を連れて行き、台湾側との交流・これからの付き合いを考えてくる数日間です。これがうまく繋がると良いね。
notion image

Code for Japan

3月はイベントシーズン!ということで、Code for Japanも2つのイベントを開催しました!
・3/13 フェロー報告会企業と自治体がコラボ!〜コーポレートフェローシップ報告会レポート 4年目となったコーポレートフェローシップ。今年度は、8社から12自治体に18人のフェローを派遣することができました。各地でのフェローの活動を発表やパネルトークでいろいろな角度から話していますので、ぜひご覧ください。
・3/20データアカデミー報告会 in 生駒自治体職員向けのデータ利活用研修であるデータアカデミーを2017年度は11自治体で実施しました。職員自身が実際のデータをつかって政策検討や分析をおこなうことで、思い込みで進めていたことや不足しているデータが分かるなどの具体的な成果がありました。一方で、十分な時間を確保しないと効果が薄いことなどの課題も明らかになりました。東京でも4/23もしくは4/24での開催で調整しています。イベントレポートも作成予定なので、お楽しみに!
そして、4月もイベント月間!ということで、下記のイベントを予定しています。一つ目が4/7のSocial HackDay。https://www.facebook.com/events/421713001598353/ 何かやりたい人、やっている人がプロジェクトを持ち込んで、仲間を募り、みんなで手を動かしながらサービスをつくりあげる One day ハッカソンです。ハッカソンとは言っても、この日でプロトタイプを作り上げて終わりというものではなく、継続的なものです。持ち込むものは新しいアイデアでなくてもかまいません。自分のやっていることを皆に伝え、共感をもってくれそうな仲間を集め、仲間が見つかったら一緒に作ってみる。1日頑張って、アウトプットができたら発表してみんなで祝う。そんな場にしたいと思っています。この場でできたチームが、その後の活動を続けて素敵なサービスに育つといいですね。HackDayは、約2ヶ月おきに実施していく予定です。ぜひ、ご参加ください♪
2つ目が4/27の「ソーシャル・テクノロジー・オフィサー」キックオフ!https://sto-kickoff-cfj.peatix.com/viewソーシャル・テクノロジー・オフィサー(STO)とは、Code for Japanが新たに提案をしている新職業で、特定の領域のソーシャルセクター(主にNPO)に所属し、経営戦略のための技術活用及びIT経営戦略づくりを担当します。これから多くの方とつくっていきたいと思っていますので、興味ある方はぜひご参加ください。
以上、3月号でした!新年度も続きますので、4月号もお楽しみに!

ともに考え、

ともにつくる。

Code for Japan Logo

活動

シビックテックプロジェクトCivictech Challenge Cup U-22Civictech Accelerator Program (CAP)DecidimMake our City

団体概要

コミュニティ

Slackワークスペースについて Notionコミュニティ・ポータルについてイベント情報

SNS

© Code for Japan

情報セキュリティについてプライバシーポリシーCode of Conduct

© Code for Japan