Civic Tech Fun! Fun! Report! 2020年 7月号

2020.07.29 | 活動レポート

はじめに

Civic Tech Fun! Fun! Report! 7月号は、オープン川崎 / Code for Kawasaki、Code for Kusatsu、Code for Nagoya、Code for Nerima、Code for Japanの5団体のレポートを掲載しています。
今回は、Open Kawasakiの小俣さんから話題の「OPEN EATS JAPAN」の記事が出ています!Code for Nerimaの青木さんからは、「職場のアクセシビリティにへの取り組み」をテーマとした定例会の様子のレポート!
その他にも、内容盛りだくさんの7月号をお楽しみください♪
協力:小俣さん(オープン 川崎 / Code for Kawasaki)、八木さん(Code for Kusatsu)、白松さん(Code for Nagoya)、青木さん(Code for Nerima)、角さん(STO事務局)

Open Kawasaki / Code for Kawasaki

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OPEN EATS JAPANhttps://www.code4japan.org/activity/open_eats_japanCOVID-19の感染拡大にともない、テイクアウト・デリバリーマップが全国で作成されました。各地で収集された飲食店データを広く様々なアプリやサービスで利用可能にするために標準フォーマットを検討するプロジェクト「OPEN EATS JAPAN」を有志で立ち上げました。
地域で協力して飲食店情報の発信を進めるために活動をしていく予定です。収集された飲食店データを持っている方々、ブリゲイドの皆様は、是非にご参加ください。
立ち上げ協力団体 (五十音順)
  • うちたべ
  • オープン川崎/Code for Kawasaki
  • KATTE
  • Code for YOKOHAMA
  • Save the tables
  • 株式会社トレタ

Code for Kusatsu

コードフォークサツのやぎーん(八木)です。コロナが拡大するなか、シビックテックwithコロナという課題について、c4kでも取り組んでいきたいと思います。7月は定例会など集まることができない月となりましたが、記事を書かせていただきます。

アーバンデータチャレンジ2020参加

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6月30日になりますが、「アーバンデータチャレンジ2020 (UDC2020)キックオフ! ~アフターコロナに向けたオープン・デジタルなまちづくりを考える」に、滋賀県の拠点として参加しました。昨年度は、ドタバタで締切日に拠点登録し、その後活動がままならないあいだに、コロナ感染症が発生し、作品応募もできませんでした。2020年度もコロナの収束する気配はなく、どのように活動していくか模索が続いています。

草津市・航空写真のオープンデータ化

草津市でのマッピングパーティーに精度の高い写真(草津市所有の固定資産税用の航空写真)を使うために、OpenAerialMapにアップロードする作業を青山学院大学の古橋先生にお願いしたところ、古橋研究室の学生のみなさんが協力していただくことになり、7月28日時点で60%のアップロ
ードが完了しました。本当にありがとうございます。つぎは、マッピングパーティーで実際に使ってみることが、いまから、わくわくします。

Civic Tech Live!#19 -シビックテック活動紹介(Online)参加-

7月は定例会ができませんでしたので、Civic Tech Live!#19 に参加させていただきました。関西のブリゲードさんの紹介でしたが、同じ関西にいて、なかなか横の繋がりができていないことをあらためて感じました。今後、どんどん連携の輪を広げたいですね。(^o^)CodeForGiin(コードフォー議員)を立ち上げたい!!
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全国のCodeFor・・に関わっておられる議員さんにお声掛けして、CodeForGiinというブリゲードを立ち上げたいと勝手に思っています。Summit2020のときにお披露目できたらいいなぁと妄想しています。市民と行政の連携について、もっとみなさんに議員を使っていただきたいと思っています。市民と行政・公共をつなぐことが議員の役割です。CodeForの活動をとおして、議員がもっと関わり、シビックテックの推進のお手伝いができるようになればいいと思います。これを読んだ議員の方で賛同いただける方は、八木までご連絡いただければ幸いです。

Code for Nagoya

Code for Nagoyaの白松です。10月にオンライン開催されるCode for Japan Summit 2020に向けて、セッションを複数提案してみました!ただ、却下される可能性もありますので、内容はまだ内緒です。8/10まで募集中ですので、セッションを企画してみたい方はぜひ!
それから、8/2にCODE for GIFUの石井さんといっしょにブリゲードの1分間紹介動画を作るイベントやります!あなたのブリゲードのエモい紹介動画が作れちゃいます。お気軽にご参加下さい!もうひとつ。ソーシャルハックデーで「ブリゲードの得意分野をわかりやすく!ブリゲードマッピング」というプロジェクトをやってます。上記の紹介動画もここから派生した話なのですが、各地のブリゲードの得意分野や性格を俯瞰する図ができたら何かと捗るのではないかと。次回、8月のソーシャルハックデーでも実装を進める予定ですので、興味のある方はぜひご参加ください。

Code for Nerima

Code for Nerimaの青木です。7月は定例会を開催したのと、個人としてソーシャルハックデイでマインクラフトのプロジェクトを立ち上げてみました。
7月の定例会はメンバーによる発表が中心で「職場のアクセシビリティにへの取り組み」と言うテーマで4名に発表してもらいました。聴覚障害があるメンバー、視覚障害者の生活訓練施設で働くメンバー、福祉介護施設で働くメンバーと当事者と関わる立場からのアクセシビリティ(バリアフリーではなく)と言う視点での話はなかなか聴き応えがあり、熱も入りすごく内容が濃い定例会となりました。
Code for Nerimaと言えば「アクセシビリティ」がテーマでおなじみUDトークを始めいろんなツールや情報提供手段を活用して「全員参加のシビックテック」に取り組んでいます。障害があるメンバーも多く参加しているのも特徴です。
バリアフリーではなくアクセシビリティと言う言葉で捉えたときに「課題を双方で考える」ことができるようになったのでは、と感じました。「どうしてほしい!」「どうしたらいい?」と言ったことを言い合えることがバリアを取り除くと言うことなのかなと。ともに一歩進むための言葉が「アクセシビリティ」なのかなと。
noteにも書いたので御覧ください。https://note.com/code4nerima/n/n24a727f3282
もう一つはソーシャルハックデイでのマインクラフトです。僕は仕事の時間を惜しんでマイクラフトをやっているくらいです(あ、でも下手ですw)。友人のお子さんたちをあつめてマルチプレイしてみたり、サーバー立ててみたり、CodeConnectionでプログラミングしてみたりと、いろんな可能性を探っています。もちろん普通にプレイするのが好きです。
シビックテックライブで「点群データ」をマインクラフトに展開している人の紹介があり、面白そうだったのでソーシャルハックデイで取りあえげたらなんとそれを作った本人がきていただき、サーバー上にワールドを展開してみんなで入ってみました。
展開する縮尺を調整して「住んでる町をマイクラで作る」ベースにできるといいよねと。「地図」のマイクラ化に点群データは活用できそうです。
きっとシビックテックやってる人たちのなかでもマイクラ大好きな人は多いと思います。100人くらい集めて建築したり攻城戦やってみたりしてみたいなと思ってますので、興味がある方はSlackの #minecraft にご参加ください。
静岡点群データマインクラフト化「初島」

Code for Japan

Civictech challenge cup U-22のサイトオープン、参加者募集開始

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学生インターンが起案し、6月に始まった社会課題解決をテーマにした学生向け開発コンテストのプロジェクトにおいて、学生自らがサイト構築から行い、完成しました。
引き続き協賛企業の募集を行っており、また協賛企業との協力で学生が開発のプロセスで学びが促進されるようにと勉強会やメンターの仕組みも検討中です。
既に特別協賛と協賛数社からご快諾いただいております。ありがとうございます。また、引き続き協賛企業や勉強会の講師を引き受けてくださる担当者さまを募集しておりますのでよろしくお願いいたします。

コントリビューター感謝祭を開催!

東京都コロナウイルス感染症対策サイトの開発には300名以上のエンジニアや翻訳のコントリビューターに協力をしていただきました。
本名も顔も知らないけれど、GitHubでつながっている仲間であるコントリビューターの皆さんに感謝を伝えたい。直接話をしたい。そこで、7月17日にCode for Japanメンバーとコントリビューターが集まるオンラインイベントを開催しました。
当日は40名以上が集まり、ライトニングトークやお互いへの感謝状の贈呈式、そして、シークレットゲストの東京都の方の登場などで盛り上がりました。
そして、最後は全員でGitHubアカウントの画像で記念撮影!コロナウイルスが落ち着き、リアルで集まれる日を楽しみにこれからも開発をしていきます。

Social Technology Officer(STO)

こんにちは。Code for Japan STO創出プロジェクト事務局の角です。
(STOとは、ソーシャル・テクノロジー・オフィサーの略称で、経営視点からNPOのIT導入や活用を担う人材のことです)
Code for Japan STO創出プロジェクト事務局では現在、NPOとの協働に関心のあるエンジニアの皆さんがSTOの活動内容を知り、NPOの悩み相談に参加してみることができる、最初のきっかけづくりに取組んでいます。
その一環として、7/19(日)にオンラインイベント「ソーシャル・テクノロジー・オフィサーとは何ぞや?会 &NPO井戸端会議!」を開催しましたので、今回はその様子をお届けします!
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■第一部:「ソーシャル・テクノロジー・オフィサーとは何ぞや?会」
はじめに、Code for Japanが提唱する「ソーシャル・テクノロジー・オフィサー」の求める人材像、STOになるまでのプロセス、現在進行中のプロジェクトについて紹介しました。また、NPOと関わる上で大切な視点について説明がありました。
そしていよいよ本編。この日は、NPO法人サービスグラントのSTOを務める角永さんと、2020年4月よりNPOのためのCOVID19対策サイト作成〜運用プロジェクト、および福祉・介護施設向けのCOVID19まとめサイト作成プロジェクトに参画中の猪股さんにご登壇いただきました。
角永さんのトークタイトルは「普通のサラリーマンエンジニアがNPOと協働するまで」。これまで14団体と協働する上で直面したNPOのリアルな困りごとの数々について赤裸々に語っていただきました。そしてそれらの解決にエンジニアが少しの力で役立てること、できるだけ多くの人が少しずつ協力することで社会課題の解決が加速していくはず、というメッセージを発信いただきました。
猪股さんのトークタイトルは「磯野~!ITで社会貢献しようぜ~!」。「カツオくんを野球に誘うようなテンションで、皆さんにも気軽に入ってもらいたい」という想いのもと、自分のバックグラウンド、現在のプロジェクトの関わり方、エンジニア・社会人として得られた経験値について語っていただきました。若手でもできる、空き時間や勉強がてらでもいいからまずはやってみよう!というポジティブなメッセージが印象的なプレゼンでした。
約30名の参加者からは「専門性が高くなくても貢献できると分かって安心した」「具体的な活動イメージが知れた」等、好評の声をお寄せいただきました。改めて登壇者のお二人に心より感謝申し上げます。
さらに!今回はイベントの様子を井上さんが素敵なグラフィックレポートにまとめてくださいました!当日参加された方もそうでない方も、是非ご覧ください!
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■第二部:「NPO井戸端会議!」
後半は、実際にNPOの悩みに触れ、ともにアイデアを寄せ合う井戸端会議でした。
ルール説明、参加者同士の自己紹介の後、今月のアジェンダオーナー2名からお悩みについてピッチをしていただき、約14名の参加者が2グループに分かれてブレスト会議を行いました。
・中井 深雪さん ( NPO法人心のおしゃべり音楽工房 )「最近開設したYouTubeやFBページ等、それぞれのSNSで出来ること/新たな専門施設の立上げ・運営に繋げるため、クラウドファンディング等で出来るファンの増やし方」
・直井 友樹さん( NPO法人NICE )「ワークキャンプ(グループで一緒に生活をしながら活動を行う、合宿スタイルのボランティア)をオンラインで行う方法/ NICEのファンを増やし、オンラインコミュニティを立ち上げ、盛り上げる方法」
ブレストの際はJamboardを活用し、参加者からは「こんなツールを活用したらどうか」「こういうコンテンツの受けが良いのでは」等、多様で具体的なアイデアが寄せられました。中井さん・直井さんからは、自分たちがこれまで気づかなかったアイデアの内容や数に、驚きや喜びの声を寄せていただきました。
▼実際のJamboard(NPO法人NICEさん)
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(NPO法人心のおしゃべり音楽工房さん)
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▼最後に記念撮影
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STO事務局では、今後も定期的にイベントを開催いたします!少しでも興味がある方は是非、Code for JapanのSlack内のチャンネル#sto_communityへご参加ください。
また、メールでのお問い合わせもお待ちしております。

ともに考え、

ともにつくる。

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