Civic Tech Fun! Fun! Report! 2021年 12月号

2021.12.28 | 活動レポート

はじめに

Civic Tech Fun! Fun! Report! 2021年12月号は、Code for Giin、Code for Nerima、Code for Japanの3団体のレポートを掲載しています。
12月ということでCode for GiinとCode for Nerimaからは、今年の振り返りレポートが届いています。また、シビックテックのアドベントカレンダーでも今年を振り返る記事をご覧いただけます!
2021年最後となる12月号をお楽しみください♪
協力:八木さん(Code for Giin)、青木さん(Code for Nerima)

Code for Giin

Code for Giinです。

草津市のこの1年【草津市議・八木良人】

草津市では、行政のデジタル化は表面的には進んでいるように見えます。草津市は財政的にはまだ余裕があるので、デジタル化のハード・ソフトには予算がつきます。保育所選定のAI導入、AI議事録、RAPツール、議会のデジタル化(タブレット・ペーパレス)、グラファー関連、チャットボット、GIS整備等々、しかしそのほとんどはベンダー任せで内容まで理解している職員は極めて少ないのが現状です。縦割り行政ということもあり、市でで導入しているデジタルについても他部局の職員は何も知らないことが多々あります。議会の審議で、一番ショックを受けたのは、昨年度・本年度にICT関連の職員研修を何回くらい行ったか聞いたときです。答弁は「ゼロ回です」! 正直に答弁していただいたことは良かったのですが、ゼロ回は驚きでした。まだまだ、行政はデジタル化はツールの導入と考えているところが大きく、今後その考えを少しずつ変えてもらいたいと思った1年でした。

2021年最後の事件発生

市役所の仕事納めの28日、ひとり議員控え室で仕事をしておりました。16時頃、突然、ネットワークが落ちました。(^_^;) クラウドで作業していたので、完全に仕事が止まってしました。原因は・・・、なんと、市役所職員がネットワーク関連機器のある部屋のブレーカーを落としたことでした。聞くと、年末に工事があり、停電するのでその予防措置として、機械室のブレーカーを落とすように指示が出たみたいです。ネットワーク機器やファイルサーバーがある部屋の電源を切るときは、慎重にしていただきたいものです。あまりのずさんな作業に、怒る気にもなれませんでした。すぐに電源いれるように言ったのですが、いっこうに復旧せず、職員もどうしていいかわからないということで、いっしょに機械室に行ってみることに、するとそこにはUPSがあり、それが落ちていたので他の機器の電源が入らなかったようです。職員はUPSのことは全く知らなかったみたいでした。すぐにUPSの電源を入れて、ようやく復旧しました。これが、現状の市役所の業務のレベルなんですね。(^_^;)

Code for Nerima

代表の青木です。今年一年の振り返りをと言うことで。

定例会

オンライン開催でしたが毎月定例会を開催することができました。ゲストスピーカーを呼んでオープン開催したりした回もありましたが、ここ最近はメンバーとその友人・知人のみと言うセミクローズな感じで気兼ねなく発表したり雑談をしたりするような開催方法になってきました。月一回のオンラインでの情報交換や交流は楽しくて貴重な時間ですよね。普段からCode for Nerimaのメンバー限定のSlackで「定例会でなんか取り上げて欲しいトピックありますか?」的な振りをしてメンバーで調べて話をするなど、緩いながらも結構ニッチな情報をシェアできてきたのかなと思います。来年もまた定期開催で続けていきたいと思います。

Code for Japan Summit 2021

今年もCode for Nerimaは事務所を練馬拠点として提供しました。今年もオンラインの配信のだったので人の集まりは最小限でおこなったのですが、オンラインで全国とくに東北とシームレスに繋がれたのはオンライン開催の良いところだなと思いました。ぜひ来年のサミットはオンラインとオフラインのハイブリッドでいい感じに開催できたらいいなと。Code for Nerimaからは「サミットマネージャー」と言う登壇者の登録や運営に必要な情報をまとめるWebサービスを開発して提供させていただきました。来年も使い回すか、ぜひまた別の新しいのを誰かが作ってくれればいいなと思っています。あとゲリラ的に空いた小間をジャックして「テック団体のサミットなので裏方の運営や開発は楽しいよ」ってセッションもやりました。

練馬区と協働

今年も練馬区協働推進課を通じての練馬区のイベントのアクセシビリティやテックサポートなどのを行ってきました。「つながるカレッジ」と言う地域活動を行うための学習プログラムがあってそれのオンライン配信と字幕配信のサポートです。
つながるフェスタ2021オンライン開催サポート(視聴・配信)
つながるフェスタ2021オンライン開催サポート(配信テックレポ)
大体参加される方の50%くらいがオンラインで参加をされます。そのあとしばらくアーカイブ配信も行っていて、区民の方達からは好評とのことです。もちろん区として公式にこうしたハイブリッドな形式でイベントとをやっており、練馬区の他の課も協働推進課に問合せてそこからCode for Neirmaがサポートをするといったことも数回ありました。オンライン配信もアクセシビリティ対応の一つと考えると、練馬区でこう言うイベントの開催方法が当たり前になるといいなと思います。ぜひ区役所内でも「横の繋がり」で真似していただき、Code for Nerimaを頼ってもらいたいなと思っています。
とりあえず2021年こんな感じで、また来年も「ともに考え、勝手に作る」精神でCode for Nerimaはやっていきたいと思います。

Code for Japan

パートナーシップ締結

Code for Japanでは、ブリゲードとのパートナーシップを結んでいます。今年は5つのブリゲードとパートナーシップを結ぶことができました!
  1. Nabari
  1. Yamaguchi
  1. Ikeda
  1. Kanoya
  1. Kumamoto
まだ、結んでいないというブリゲードの方、ぜひこちらからお願いします!

アドベントカレンダー

12月ということCivicTech(シビックテック)& GovTech (ガブテック)のアドベントカレンダーも盛り上がっています!
ぜひ、年末年始にこちらもご覧ください♪

インターン募集

Code for Japanでは2022年もシビックテックを共に盛り上げていくべく、仲間(インターン)募集中です。インタビュー記事も年末掲載予定ですので、アドベントカレンダーの続きとして御笑覧ください
皆さん、今年もありがとうございました!では、良いお年を!

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ともにつくる。

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