Civic Tech Fun! Fun! Report! 2025年10月号

2025.11.04 | 活動レポート

はじめに

Civic Tech Fun! Fun! Report! 2025年10月号は、CODE for GIFU、シビックテックさいたま、Code for Japanの3団体のレポートを掲載しています。 今月はアーバンデータチャレンジ(UDC)2025中間シンポジウムが埼玉県さいたま市で開催されたとのことでホストのシビックテックさいたまからフレッシュなレポートが届いています。また、GIFUの安田さんからはBODIKのデータを使ったアプリ開発のレポートと美味しそうな「冷やしたぬき蕎麦」の紹介がありました笑 今回も各地のFunFunレポートをお楽しみください! 協力:安田さん(CODE for GIFU)、桑原さん(シビックテックさいたま)

CODE for GIFU

こんにちは、C4Gの安田です。10月はさまざまなイベントがあり、遠征なども重なったため活動は1回(参加者3名)のみとなりましたが、本格的に開発をスタートしましたので、その作業報告をいたします。
今年の岐阜メンバーは「BODIKを使ってみたい」という内々のテーマを掲げ、アプリ制作に取り組んでいます。先月は開発環境の構築とサンプルプログラムの動作確認まででしたが、今月はアプリの企画を決定し、UDC2025への概要応募まで完了しました。現在稼働中のプロジェクトは2件あり、どのようなアプリが完成するのか楽しみにしています。
私の担当では、BODIKからデータを取得し、地図上に表示するところまで進みました。次は、より使いやすくなるようにデータの追加やUIの整備を進めていく予定です。
アプリ制作にあたっては、AIエージェントの活用により開発速度が大幅に向上しました。AIと対話しながらスムーズにアプリが形になっていく過程を体験し、時代が一歩進んだことを実感しています。こうした技術の進展により、経験者・未経験者の垣根が低くなり、より多くの方に開発の機会が広がったと感じています。
さて、ここまで文字ばかりの報告となってしまいましたが、今月は活動写真の撮影を失念してしまいました。代わりに、私達が活動のときにいつも食べに行っている岐阜のソウルフード「冷やしたぬき蕎麦」について写真を添えてご紹介させていただきます。
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岐阜の名物「冷やしたぬき蕎麦」は、冷たい蕎麦に甘めの濃いつゆをかけ、油揚げ・天かす・ねぎ・ごまをのせ、たっぷりのわさびを溶かしながらいただく一品です。甘く濃いつゆと具材・わさび・そばが絶妙に絡み合い、さっぱりしながらも食べ応えがあり、岐阜市民のソウルフードとして地元で親しまれています。特に夏の暑い日にはぴったりです。
岐阜にお越しの際は、ぜひ一度ご賞味ください。

シビックテックさいたま

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10月25日、「アーバンデータチャレンジ(UDC)2025中間シンポジウム」が埼玉県さいたま市で開催されました。
昨年度のUDC2024で埼玉拠点が「ベスト地域拠点賞」を受賞し、本年度は埼玉拠点の事務局であるシビックテックさいたまが、開催地でホストを務めました。
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シンポジウムのテーマは「データを活用した市民参加型の防災・まちづくり」です。
基調講演では「防災DXの最前線」と題して、デジタル庁の藤本幸司氏が登壇。避難所でのマイナンバーカード活用や「災害派遣デジタル支援チーム(D-SAT)」の構想についてお話しいただきました。
埼玉県の事例としては、さいたま市都市計画課の松山幸司氏から、PLATEAUデータを活用した河川の洪水や防火リスクの可視化の取り組み、また小中学生を対象にしたMinecraftによる街づくりワークショップの実績について紹介がありました。
また、埼玉大学の堤田成政先生からは「防災・まちづくりに向けた地理空間情報活用の可能性」と題して、PLATEAUなどを利用した建物データと人流を用いた浸水リスクに関する研究や、埼玉県で今年立ち上がった「地域レジリエント社会研究コンソーシアム」についての発表がありました。
埼玉県内のシビックテックの取り組みとしては、戸田市から自治会DXの事例、和光市からは行政と市民の連携により「子どもの居場所オープンデータ」を構築している事例が紹介されました。
最後に、徳島・静岡・宮城・佐賀の4拠点から、それぞれ地域の特性を活かした多様な活動発表が続きました。
全国各地で推進される「データを通じた地域づくり」をつなぎ、人と知見が交流することで、新しい出会いが生まれることをあらためて感じるシンポジウムとなりました。
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公式のイベントレポートはこちら!
シビックテックさいたま 桑原

Code for Japan

ソーシャルハックデー

10月は久しぶりにソーシャルハックデーを開催しました! ここ数年は毎月開催としていたのですが、ちょっとCode for Japanスタッフの週末確保がままならないという事情で間隔を空けての開催とさせていただいていました。
そして、翌日もイベントがある私は1歳5ヶ月の娘を連れての参加。たぶんイベント史上最年少。そして、他の参加者の方も2歳の娘さんを連れてきてくれたので、ワイワイ賑やかなイベントになりました。子ども連れの十分な体制があるわけではありませんが、参加者の理解もあるので子連れ参加もお勧めです!

Code for Japan Summit 2025

気がつけば11/29(土)開催のCode for Japan Summit 2025まで残り1ヶ月! チケットサイトでプログラムも続々と発表されています。
<キーノート> Cheryl Ng氏 Digital Public Goods Capacity Builder Adviser, UNICEF
<注目セッション>
  • デジタル民主主義ブームを振り返る
  • 研究と社会実装 ―DEEP DIVEとBirdXplorerが描くSocial R&D
  • web3時代の暮らしをプロトタイプする
  • B面発まちづくりDX:仕事と暮らし、両方から生まれる共創
まだ前売り価格でチケットが入手できますので、ご参加お待ちしています! https://luma.com/cfjsummit-2025?locale=ja

ともに考え、

ともにつくる。

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