オンラインのグローバルハッカソン「Hacky New Year 2023」を共催

2023.02.17 | 活動レポート

2023年1月28日にHacky New Yearを開催

一般社団法人コード・フォー・ジャパン(Code for Japan、代表:関治之)は、2023年1月28日㈯に、シビックテックコミュニティのアライアンスCode for Allの呼びかけの元、Code for America、Code for Africa、democracylabとのコラボレーションで「Hacky New Year 2023」を開催しました。日本(東京)→ナイジェリア(ラゴス)→アメリカ(シアトル)を8時間ずつ、24時間で世界一周分をオンラインハッカソンで繋ぐという企画でオンライン参加含めて3カ国合計100名を超える方々が世界各地から活動に協力しました。
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▲東京会場と国内オンライン参加者のとの集合写真
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▲アフリカ会場の集合写真
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▲アメリカ会場の集合写真

ゲストトーク

democracylabのMarkさんからのビデオメッセージでは、「今回このように世界中の仲間とコネクションを作ることができる素敵な機会を提供できることを光栄に思います。このイベントでどのようなプロジェクトができあがるのかとても楽しみにしております。ハッキーニューイヤーでの開発がみなさんにとってすこしでもポジティブな経験となり、新しいことを学び、新しい友人ができる機会となることを願っております。」と素敵な言葉をいただきました。
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▲Markさんからのメッセージを聞いている東京会場の様子

東京会場

ハックデーは元々は東京会場と地域の会場を中継する形で開催していましたが、コロナ禍完全オンラインに切り替え開催していたため、約3年ぶりのリアル会場を設けた開催となりました。岡山や北海道から足を運んでくれた仲間もいて、オンラインでしか顔を合わせたことがなかった人たちが「はじめまして」と言いながらお互いのオンラインとオフラインの印象の違いなどを話すような場面もありました。ハッカソン開始後は地域のお菓子を配り合ったり、お昼休憩で一緒にご飯を食べたりと、交流を深めながらプロジェクトの議論や作業を進めていきました。
今回は5つのプロジェクトがエントリーし、アメリカ会場のメンバーにもプロジェクト内容を共有しました。
  • proj-inclusive 誰1人取り残さない社会の実現をコードで加速する
  • nekonige 動物と避難できる避難所を可視化する
  • OpenDataPackageManager オープンデータのURLを指定することでデータの取得・保存を行い、取得したデータに対して後処理が行えるツールを開発する
  • Hackdays Social Hack Dayに参加する人たちの貢献量を可視化し、皆でCode for Japan コミュニティを分散型コミュニティとしてより良くしていくことに取り組む
  • Decidim 合意形成プラットフォームであるDecidimに関するレクチャーや検討を通して関わる人を増やす
オフライン会場でのイベントは日本もアメリカも久しぶりというのに加えて、海外の開場とオンラインでつなぐというのは初めての試みでした。運営スタッフも検討や準備段階では不安もありましたが、日本から参加してくださった皆さんや海外のシビックハッカーとハッカソンを楽しむことができました。
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▲プロジェクトで用いるマップについて議論しているチームの様子
 

参加者コメント

「ハックデーに参加し始めたのが2020年だったため、オフライン参加は初めてで最初は緊張していました。得意とする地図関係のスキルが活かせそうなプロジェクトに合流し、現状や課題感を知り、プロジェクトメンバーの方と一緒に今後のアプローチを考える中で緊張もほぐれ、開発に取り組むことができました。オンライン違う、対面ならではのリアルなコミュニケーションの空気感やスピード感を直に感じることができ、他の参加者の皆さんから刺激も受けたので、またオフラインでも参加したいと強く感じています。(吉沢さん)」
「関わったことのないプロジェクトに入って開発したいというモチベーションでペットと飼い主の避難支援に関するプロジェクト(ねこにげ)に参加しました。技術力のあるエンジニアに囲まれてフロントエンドの改修やスクレイピングなどを行い、とても刺激になりました。後半は地方自治体職員の方にも加わっていただき議論も盛り上がりました。(八谷さん)」
今回はCode for Allを軸としたアメリカ・アフリカのコミュニティとの連携でしたが、東アジアの台湾・韓国などでシビックテック活動をしているコミュニティとのアライアンス「Facing the Ocean」も今年はリアル会場でのハッカソンイベントを再開する予定です。6月ごろに済州島での実施を目指して準備中です。Slcakのワークプレイス内の関連チャネル(#cfj-hackday や #overseas-facing-the-ocean)でも共有していくので、是非覗いてみてください。
 
▷シビックテックプロジェクト:https://www.code4japan.org/activity/civictech
▷海外連携プロジェクト: https://www.code4japan.org/activity/global

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