Civic Tech Fun! Fun! Report! 2025年7月号

2025.07.31 | 活動レポート

はじめに

Civic Tech Fun! Fun! Report! 2025年7月号は、Code for Amagasaki、Code for Giin、CODE for GIFU、Code for Japanの4団体のレポートを掲載しています。 今月は8月のイベントに向けて開発を進めるAmagasakiやBODIK APIの勉強会を行ったGIFU、そして東大のシビックテック講座に参加している八木さんの話しという多様な内容になっています。 今回も各地のFunFunレポートをお楽しみください! 協力:たださん(Code for Amagasaki)、八木さん(Code for Giin)、石井さん(CODE for GIFU)

Code for Amagasaki

8/2-8/3に開催されますみんなのサマーセミナーの準備を色々行っています。
サマセミでは二日間で330講座が行われるのですが、目の不自由な方へ講座の説明をお伝えする為に、音声読み上げアプリのVOICEVOXを用いて、330の時間割を読み上げる動画を作成しました。
どうしても漢字の固有名詞は読み間違えるので、ChatGPTで全部平仮名に変換してから読み上げています。
1講座30秒で、約2時間にも上ってしまいました…。
また、読み上げられた時間割を聴いて、視覚障害者の方が気になる講座を紹介するラジオ番組も二部構成で放送されました。
開催直前ですので、上記の様に色々な広報活動を行って、来校者を増やそうと頑張っております。
予報では当日も非常に暑くなるそうなので、注意して開催したいと思います。

CODE for GIFU

久しぶりに岐阜でイベントに参加したのでレポートします。
アーバンデータチャレンジの岐阜ブロックのキックオフとして開催しました。タイトルは「オープンデータを使おう!BODIK API体験会」です。
BODIK APIは、まちづくりや市民サービスに役立つオープンデータが簡単に扱える便利なツールで、イベントではサンプルプログラムからBODIK APIを利用したアプリ制作を体験することができます。
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会場は昭和の雰囲気の残る会議室。学生も含めて6名の参加者で実施しました。
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最初に安田さんからオープンデータとCODE for GIFUの紹介があり、その後、オンラインにてBODIKの上田さん、平野さんからパソコンをつかって体験会を実施しました。
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オンラインでのハンズオンは、こちら側の環境や状況が分かりにくいなか、丁寧に教えてもらって、学生含め全員がAPIを使ってWebの地図へデータを表示することができました。今後はこのAPIを活用してサービスやアプリを考えていきたいと思います。
CODE for GIFUの石井からの報告でした。

Code for Giin

東京大学公開講座「デジタル技術と対話で創る未来」受講レポート
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やぎーんです。5月から始まった全10回の東京大学公開講座「デジタル技術と対話で創る未来 ーシビックテックを通じた参加の新しいかたちー」を修了しました。
本講座は、シビックテックの基礎から実践、そして関連分野にわたる幅広い知見を得られる貴重な機会でした。
講義の目的は、現代社会で注目される**「シビックテック(Civic Tech)」の基礎概念や歴史的背景を理解し、社会参加の意義、政府・自治体との関係、オープンデータの活用、プロトタイピング、コミュニティ形成などを学ぶこと**です。最終的には、参加者が「自分ごと」として課題発見からソリューションのデザイン・開発・展開まで関わる姿勢と能力を身につけることを目指しています。
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この講座は、東京大学空間情報科学研究センター「シビックテック・デザイン学創成寄付研究部門(CTDI)」の研究の一環として実施され、2024年7月1日から2029年3月31日までの5年間にわたる計画の一部です。対象は東京大学内外の学部生・大学院生に加え、企業、行政、NPO/NGO関係者など多様な専門分野を持つ社会人にも開かれています。授業は原則オンラインで行われますが、一部は本郷キャンパスでの対面実施もあり、各回は異なる専門分野の講師によるオムニバス形式で進められます。
講義のキーワードには「参加」「シビックテック」「デジタル・シティズンシップ」「市民科学」「オープンデータ」「オープンソース」「デザイン思考」「プロトタイピング」「ガバナンス」「コミュニティ形成」などが挙げられています。
最終発表会では、私たちのチームはオープンデータポータルサイト構想「おにぎり」を発表しました。 この名前にはコンセプトがあります。おにぎりの米粒一つひとつは様々なオープンデータを、そして海苔はオープンデータに関わる多様な人々やデータをつなぐ役割を表しています。しっかりとデータを握って「おにぎり」にすることで、オープンデータがまちのみらいを形づくっていく -そんなイメージを込めました。
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この講義を通じて、多くの新しい視点やフィードバックを得ることができました。オンライン越しにも全国の参加者と知見を共有し、それぞれの地域や活動に活かせるのが、この講座の魅力だと感じています。
今回の講義は総括を経て、次のステップにつながります。次回はシビックテックの教科書作成に取り組み、その実践へと展開される予定です。
ぜひ、次回の講座には周囲の方をお誘いのうえ、多くの方にご参加いただければと思います。
 
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Code for Japan

先月号でお伝えしましたが、7月は参議院選挙におけるコミュニティノートの分析を行いました。
選挙期間中は2日に一度程度の頻度で分析したデータやチャートを報道関係者向けに提供しました。その結果、3つの記事にデータを活用いただくことができました。
この後は、選挙全体を通した分析を行い、8/26夜にイベントを開催予定です。また、8月にはアンケートやヒアリングをおこない、今後の開発に活かしていきます。

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