What(概要)
「COVID-19の影響で移動が制限されてしまい、インターンやオープンキャンパスに行けなくなった同級生が困っている。サマーインターンに参加できないということは、その後の就職活動にも影響してしまうのではないか」
シビックテックチャレンジカップ(CivicTech Challenge Cup U-22、以下CCC U-22)は、2020年夏にソーシャルハックデーに参加し、シビックテックプロジェクトのプロトタイプ開発に参加していた旭川高専生の「コロナ禍で学生が課外活動や就職活動の機会を失うことが心配だ」という思いからはじまった、オンライン環境をいかしたプロトタイプ開発プログラムとその作品を発表するコンテストです。
パンデミックを機に、市民がITを活用して社会課題解決をするシビックテック(Civictech)に参加する人が増えました。特に、東京都新型コロナウイルス感染症対策サイトやこのオープンソースから派生して全国に広がった各地域版には高専生や高校生・大学生などの若い世代が開発に貢献していました。CCC U-22はその流れからCivictechやCode for Japanに関わるようになった高専生・高校生・大学生が企画・運営し始めた取り組みで、学生の、学生による、学生のためのシビックテックプログラムjです。
How
プロトタイピングの手法を学びながらチーム開発の経験を積み、社会人エンジニアや社会人デザイナーからのフィードバックを受けながらプロトタイプ開発に挑むことで、自分のスキルを磨き、アントレプレナーシップを身につけながら、社会と自分の接続点を拡げていきます。
2020年から、2021年、2022年と毎年開催しており、これまで東京・神奈川・茨城・北海道・新潟・兵庫・韓国・アメリカに暮らすの有志学生インターンが運営に取り組んできました。2023年も開催に向けて運営インターンチームが準備中です。
- チーム組成:共通のテーマに興味関心がある仲間とスキルの持ち寄りをしながらチームを組みます。
- 企画立案:身近な困りごと・地域の課題・社会課題をピックアップし、対象者やその解決に必要なデザイン・ツールなどを検討します。
- チーム開発:2-6人のチームになって、役割分担をしながらプロトタイプを開発し、ユーザーテストを行います。(学内や知り合いとチームを組むことも可能ですが、個人エントリーしてプログラム内で仲間を見つけることができます。)
- 中間報告会:チーム開発の経過を共有し、協賛企業のエンジニア・デザイナー・PMから今後の開発に向けたフィードバックをもらいます。
- 最終審査会:作品提出後、一次審査を通過したファイナリストはプレゼン練習をしてから最終審査会に出場します。大賞・企業賞・特別賞の受賞者には海外カンファレンスやハッカソンへの招待枠も案内する予定です。
開発プログラムの流れ(2023年度)
- エントリー募集期間:5月~6月 ※ 6月末登録締切
- 開会式:7月8日(土)
- アイデアソン:7月29日(土)
- もくもく+相談会⑴:8月19日(土)
- 中間報告会:9月9日(土)
- もくもく+相談会⑵:9月 23日 (土)
- 作品提出締切:9月29日(金)
- ファイナリスト選出:10月1日(日)
- 最終審査会:10月8日(土)
募集対象
- 解決したい社会課題(分野や内容は問わない)があり、それに対するアイデアを持っている方
- 自分の持つスキル(プログラミングやデザインを含むがこれに限らない)を、社会課題の解決に活かしたい方
※未経験で、これから学びながら開発に参加していく人も含むので、応募時点でのレベルを問うものではありません。
応募資格(2023年度)
- 2001年4月2日以降生まれの方、または学生の方(大学の場合学部4年まで。社会人学生・大学院生を除く)
- 現在の自身のスキルレベルにかかわらず、チームに意欲的に参加し、開発を通じてスキルアップする意思のある方
応募方法
応募(エントリー)や審査基準等についてはCCC U-22専用のWEBページをご覧ください。
パートナー(協賛企業・協力団体)
パートナーとして、CCC U-22でシビックテックにチャレンジする学生の支援・応援を一緒にしてくださる協賛企業・協力団体も募集しております。