Civic Tech Fun! Fun! Report! 2019年4月号

2019.05.07 | 活動レポート

Civic Tech Fun! Fun! Report! 4月号はCode for Amagasaki、Code for Kobe、Code for Nerima、Code for Niigata、Code for Japanの5団体のレポートを掲載しています。今回はCode for Nerimaの記事を青木さんに書いていただきました。去年のサミットで話題だったUDトークに続いて、今回は多言語カフェ!そして、Code for Niigataからは新潟県内初のWikipedia Townのレポートです。UDトークも活用されていて、ブリゲードのつながりとシビックテックの広がりを感じる嬉しい記事です。内容盛りだくさんの4月号をお楽しみください♪協力:たださん(Code for Amagasaki)、西谷さん(Code for Kobe)、青木さん(Code for Nerima)、河野さん(Code for Niigata)

Code for Amagasaki

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4月4日(木)に定例会を行いました。5月11日(土)に開催するScratchDayの打ち合わせを行いました。年度が変わりまして、市内の公民館が生涯学習プラザに変わりました。なので小田北生涯学習プラザ(元小田公民館)での事業になります。名称が変わりましたが、事業としては今まで通り市報にも掲載されます。5月7日(火)から募集開始ですが、直ぐに定員に達すると思います。会場は小田北生涯学習プラザですが、申込受付は小田地域振興センタですのでお間違えなく。PCはメンバで持ち寄りで10台用意して、ゲームは端午の節句という事で鯉幟ゲームを作ろうと考えてます。当日一緒にプログラミングを教えてくれる方や、PCを貸して頂ける方を募集しておりますので、ご都合付く方はご連絡下さい。

Code for Kobe

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西谷です。「にしたに」と読みます。「にしや」ではありません。2019年4月18日、Code for Kobeの定例会が遂に記念すべき50回目を迎えました!新年度初で平成最後の定例会だったのですが、記念的な要素はすべて無視して、いつも通りの定例会でした。ただ、節目の回だったせいか久しぶりに来られた方が多くて、しかも「やっぱり楽しい!」と言ってもらえて嬉しかったです(^^)
なお、定例会のFacebookイベントページのリンクはこちらです。何だかいつも以上にディスカッションが伸びていて良いです◎詳細はこちらのログ(HackMD、新しくなりましたね!)に載せています。
で、その中からイチオシを一つ。5月25日に開催される「藍橋カップ日本大会2019」の告知がありました。何でも中国最大規模の学生向けプログラミングコンテストで、2010年の開催以来、今では大学生から小中学生まで7万人以上が参加しているそうです。凄い規模です。。。このコンテストで優秀な成績を残すことが出来れば、大学への進学やIT企業への就職の道が開けるためみんなガチで臨むそうで、外国に対抗するため国策的に進められているところもありそうです。そんな大会が日本でも開かれるとあって、こちらでは初ということもあり社会人もOKにされるようです。残念ながら日程はソーシャルハクデーと被ってしまっているのですが、ご興味ある方は是非参加されてはいかがでしょうか?JAVA、C/C++、デザイン、ITビジネスプランの各コースがあるので、腕に覚えのある方は是非!!

Code for Nerima

Code for Nerimaの青木です。本年度から多文化共生プロジェクト「Code for Nerima多言語カフェ」と言うのを始めました。多文化共生と書いちゃうとすごい堅いイメージになりますが、日本人はもちろん外国人や視聴覚障害者などいろんな人とコミュニケーションを楽しんでみましょう!と言うイベントです。
4月27日に第2回目を開催、そのレポートをお読みください。
多言語カフェと言うと「英会話?」と連想される方は多いかもしれませんが、そうではなく「音声言語、手話、筆談、アプリ活用」など「会話・コミュニケーション」の方法を考えることをポイントとしています。
ーーー
自分ができること、してほしいことは積極的にいいましょう
Don’t hesitate to tell others what you want them to do, as well as what you can do.
积极表达自己能做的事,或想让别人帮忙的事
ーーー
勉強や自分で頑張るのではなく、積極的に人に頼るコミュニケーションに慣れるためのイベントです。筆談で伝えてみる、通訳で手伝ってみる、翻訳アプリを活用してみる、など相手に伝える、相手のことを知ると言う目的に対していろんな手段を考えてみます。
3〜4人のグループ分けを行います。これはトランプを使って行うとスムーズにできます。15分間の会話を開始します。トピックは自己紹介に始まり、各自が書き出したものをランダムに選択して取り上げていきます。これを2時間の間に5〜6回行います。
最初はみなさん戸惑いながらで静かなのですが、2〜3回目になってくるともう賑やかになってきます。筆談が得意な人、アプリの活用が上手な人、語学(言語・手話)に堪能な人、自分ができることやしてほしいことを積極的に言うようになってきます。自己紹介だけで15分使ってたのがだんだんいくつものトピックをこなせるようになってきます。
追加ルールとしてこちらで「目隠し」「耳栓」「声禁止」と言うのを用意しています。例えば目隠しをした途端に、いままで有効だったら筆談がまったくできなくなります。そうなるとまた新たにコミュニケーション方法を考えることになります。目隠しや耳栓をすると「こういう情報はわからないし、伝わらないんだ」と言うことを実感できていろいろな気づきを得ることができます。
最近はユニバーサルやダイバーシティとよく言われますが、それらは学ぶことではなく体験することです。シビックテック団体としてそうした体験が楽しみながらできる場をこれからも提供していきたいと思います。
しばらくは月1〜2回のペースで。6月には東京都練馬区の国際交流サロン(地域振興課管轄)とのコラボイベントの開催も決定しています。
運用資料はオープンにしてありますので、ぜひ一度自分たちでも行ってみてください。外国人や視聴覚障害者がいなくても「目隠し」「耳栓」「声禁止」だけでも十分いろんな気づきをえることができます。
出張開催も承っておりますので、お気軽にCode for Nerimaまでお問い合わせください。

Code for Niigata

Code for Niigataの事務局をしている河野です。このたび、「Wikipediaローカルタウンプロジェクト」を立ち上げました。地域のことを知りたい・伝えたい・残したい。そして図書館を活用してほしい、目指すはWikipediaを活用して地域活性化を目指そう、という、様々な思いが合わさって始まったプロジェクトです。
第1弾として、4月13日(土)新潟県内初のWikipedia Townを行いました。当日は、晴天で風もなく、暖かい春日和でした。新潟市立中央図書館(ほんぽーと)を会場に、Code for ふじのくにを始め、横浜、名古屋、京都と、各地のウィキペディアンさんたちも駆けつけてくださり、一般参加者を交え、総勢40名のイベントとなり、大変盛況でありました。(メディアリリース:にいがた経済新聞)https://www.niikei.jp/14723/
イベントの様子座学ではCode for NerimaのUDトークを使い、字幕を表示しました。
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編集前には資料探しのヒントを案内
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編集の様子
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まずはゲスト講師からWikipediaとは何か、Wikipediaでどんな事ができるのかなど、座学を行いました。座学のあとは質疑応答で、会場からは、編集する時に注意する点は?こういう資料は出典に使えるの?など、積極的な質問が寄せられ、編集前から会場の熱が高い状態にありました。
座学の後は3班に別れ、編集のお題となる、「蒲原神社」「沼垂白山神社」「新潟市立中央図書館(ほんぽーと)」を実際に見に行きました。図書館は館内の見学、神社は外に出てまちあるきでした。
午後からは、いざ編集時間。「蒲原神社」「沼垂白山神社」「新潟市立中央図書館(ほんぽーと)」「その他出典・加筆」の4班に別れ、各テーブルにはゲスト講師とウィキペディアンさんたちがファシリテータとなり、各班それぞれのやり方で編集を行いました。
編集後は、それぞれどんなやり方で、どんな記事が出来たか発表会。できあがった記事はこちら
「新潟市立中央図書館(ほんぽーと)」https://ja.wikipedia.org/wiki/新潟市立中央図書館
振り返りのアンケートでは、編集が大変だったけど楽しかった、今後も自分で編集して行きたい、図書館の新しい使い方を知る事ができた、地域活性の活動(まちあるきなど)、総合学習などの教育に使えそう、次回開催があればまた参加したいという声がありました。
Code for Niigataでは今後もWikipedia編集イベントの定期開催を予定しております。本プロジェクトのお問い合わせはこちらまでwikipedia.ngt.190413@gmail.com

Code for Japan

珍しく4月はCode for Japan主催のイベントはありませんでした。こんなことはいついらいでしょうか(笑)
その代わり?、ご覧の通り、ウェブサイトをリニューアルしました!今まで「色々やっているみたいだけど、よく分からない」とも言われていたCode for Japanの活動が少しは分かっていただけるかと思います!Code for Japanの活動は、個人・行政・企業と立場によって関わり方が異なるので、それに沿った構成にしています。ぜひ、新しいウェブサイトをご覧ください!
そして、5月は逆にイベントが3つもあります!5/14 経産省と本気でアジャイル開発をやってみた!制度ナビPJで見えたGovTechのリアルと未来https://codeforjapan-govtech-20190514.peatix.com/
5/25 ソーシャルハックデーhttps://www.facebook.com/events/674237779662224/
5/30 2018年度データアカデミー報告会https://forms.gle/8V5SDz5wizAKtDMAA
ぜひ、ご参加ください!

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