2021年8月のシビックテック活動レポート&今後のイベント案内

2021.09.08 | 活動レポート

 
ブリゲードの活動を中心にお届けするCivic Tech Fun!Fun!Report!に続けて、シビックテック活動レポ―トではCode for Japanの活動を中心にお届けします。
残暑厳しい日もあれば、急に肌寒くなったりと不安定な天気が続く9月ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。本来であればイベントやレジャーに忙しい8月ですが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、学校教育の現場をはじめ、様々なところで対応に追われる一か月だったのではないでしょうか。
今回お届けする8月号では、夏休み特別講義として行った学校教育への取り組みを始め、CivichtechとGovtechの融合的な取り組みMake our City、開催迫るCode for Japan Summitに向けた取り組みをご紹介し、あわせて今後のイベントをご紹介します。
それでは、二日間のワークショップをやり切った生徒の皆さんのさわやかな笑顔あふれる集合写真とともにご覧ください!

**学校教育への取り組み 加古川東高校で特別講義(地域デザイン・ワークショップ)を開催

加古川東高校のSTEAM特別講座の一環として、「自分たちのアプリデザインで加古川市をアップデートしてみよう!」と題し、6~8名の生徒さんと共に、2日間のワークショップを開催しました。事前に生徒の皆さんは、地域経済分析システムRESASのデータを使って、加古川市の課題を識別。当日は、その課題設定をCfJのファシリテーターと一緒にブラッシュアップし、解決策をアプリデザインにまで落とし込むという盛りだくさんのワークショップでした。
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終了後、生徒の皆さんから次のような熱いコメントを頂きました!
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  • 「感動、感動の嵐!この活動を通して、自分の価値観が大きく変わった!」
  • 「いろんな人を交わって様々な意見を交換して、視野がぐぐぐぐっと広がった。」
  • 「他の人の意見から学ぶこともたくさんあったし、地域をデザインしていくことはとてもワクワクしました。この講座をとって本当に良かったと思っています!」…etc
地域の課題は自分たちともつながっている、そして自分たち自身で解決していけるという、シビックテックの一端を感じてもらえたかもしれません。担当したCfJメンバー一同も、「授業の機会を頂いて本当によかった!」と嬉しく感じています。

Make our City始動!

8月31日に「Make our City」(以下、MoC)、市民参加型スマートシティ・プロジェクトを始動したことをプレスリリースしました。前日の30日にはプロジェクトマネージャーの酒井がSCIJ(Smart City Institute Japan)のウェビナーに登壇し、昨年7月に代表理事の関がnoteに書いた「DIY都市をつくろう」というエントリからプロジェクトを立ち上げた想いや、一年かけて様々な人たちと対話を重ねてMoCとして始動することになった経緯を語りました。プレスリリースにあわせて作成したMake our Cittyプロジェクトのwebサイトでは、『「わたし」主体のまちづくりを通してウェルビーイングを実現する』というビジョンや、これまで「ともに考え、ともにつくる。」を進めてきたCfJが、あらためて「多様な人がまちづくりに参加できる仕組みを作る」に挑戦するにあたって大事にしたい視点や、実現のための具体的なアプローチをお伝えしています。浜松市をはじめとして、これから各地で取り組まれていく個別のプロジェクトにもぜひご注目ください!
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Code for Japan Summit2021 Online with 東北(来週末に開催迫る!)

9月18,19日の開催に向けて、Code for Japan Summit 2021 Online with 東北の準備を進めています!今年は東日本大震災から10年。10年前の東日本大震災は日本のシビックテックの源流のひとつであり、現在はコロナ禍にあってシビックテッカーが各地で活躍しています。 今年のテーマは「Rebirth(再生)」。 10年前と共通する「厳しい状況を糧に活躍する」仲間たち、そこに新しい芽を育てていくのが今回のコンセプトです。今年の基調講演は、一日目に東北大学副学長 青木孝文さん、二日目に経済産業省 須賀千鶴さんを予定しています。その他にも多彩なプログラムを用意していますので、詳しくはSummitのwebサイトをご覧ください。無料イベントですが、Peatixでのチケット入手のご協力をお願いいたします。
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Social Hack Day #30を実施

https://hackmd.io/@codeforjapan/SHD30th8月は40名の参加者がハックデ―での活動に取り組み、7月からの引き続きでは貧困問題への取り組み、酒蔵データーベース、税金の流れを可視化するツールの開発が行われ、8月は新たに市民参加型キッチンカープロジェクト、学びのポータルサイトの取り組みなどが起ち上げられました。手を動かすだけではなく、プロジェクトに関連した知識を得るための勉強会も開催され、行政サービス情報を伝え活用するための仕組みについて、欧州のCPSV(Core Public Service Vocabulary)等も例にあげながら日本国内の検討状況を共有し、今後のプロジェクトに活かしていく機会となりました。

8月のメディア掲載(抜粋)

今後のイベント

Petixにてイベント公開中! https://code4japan.peatix.com/
コロナ禍で支援が届きにくくなってしまったマイノリティの方々をエンパワメントすることをテーマに、エンジニアとNPOが協働でプロトタイプ開発に挑む三か月のアクセラレータープログラム。初日のキックオフのみオープンデーとなります。
約4か月に及ぶチャレンジの集大成として、最終審査会では、選考を勝ち抜いたファイナリストが開発プロダクトのプレゼンテーションを行い、大賞・企業賞が選出されます。さらに、当日は、特別協賛いただいている2社から若い世代がシビックテックなどのチャレンジを行うことに対するメッセージとして基調講演も予定しております(株式会社クリーチャーズ 代表取締役会長 石原恒和 氏、アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社 Hanna Judith 氏)。
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「自分たちのアプリデザインで加古川市をアップデートしてみよう!」加古川東高校のSTEAM特別講座にてCode for Japanがプロトタイピング講座を開催

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ともにつくる。

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