コントリビューター感謝祭「アクセシビリティナイト」開催(11/05)

2021.11.29 | 活動レポート

 
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2021年9月30日、東京都 新型コロナウイルス感染症対策サイトのウェブアクセシビリティ試験結果を公開しました。これを受けて、11月5日にコントリビューター感謝祭「アクセシビリティナイト」を開催しました!

webサイトとアクセシビリティ

アクセシビリティは、多様な状況に対して情報にアクセスするためのルートの幅広さであり、「アクセシビリティの向上」とは、利用方法の選択肢を広げ、使える状況広げる取り組みを指します。ウェブアクセシビリティの概要や準拠したJIS X 8341-3の詳細は、ウェブアクセシビリティ基盤委員会のこちらページをご参照ください。本サイトは多くの方に使っていただけることを目指して、行動原則にアクセシビリティの必要性を明記する等、一貫してアクセシビリティの向上に取り組んできました(立ち上げ当初の詳細はCfJ summit 2020での発表もご参照ください)。

アクセシビリティナイト

イベントでは、サイトの立ち上げから約1年半、OSS(※1)の自治体サイトが取り組んできたアクセシビリティの怒涛の歴史をコントリビューターの皆さんと振り返りました。
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2020年3月から2021年10月までの怒涛のissue年表をアクセシビリティの観点で振り返る
当日の流れ
  • 「リクエストアワー」イベント参加者のみなさんから、取り上げてほしいissue(※2)・PR(※3)を募集
  • 「issue年表」アクセシビリティのラベルがついたissueをみんなで眺める
  • 「figmaタイム」今までにfigmaで検討されたデザインのドラフトをみんなで眺める

Github女将ことCfJ理事今村かずきからのコメント

  • 自治体サイトがほぼほぼSPA(※4)でOSSで開発され、ウェブアクセシビリティAA準拠というのはかなり珍しく、新時代の開発スタイルにつながるエポックメイキングなことだと思うのです。参加者の方からのコメントにも「サイトの役目が終わっても、この軌跡は残しておいてほしい」とありました。このサイトがアクセシビリティを広く伝えていく一助になれば嬉しく思います。
当日参加したコントリビューターの皆さんの「いろいろと思い出してグッとくる」「~な学び」等のtwitterでのつぶやきはtogetterにもまとめられていますので、こちらも是非ご覧ください
※1 OSS(オープンソースソフトウェア):作成者がソースコードを無償で公開し、利用や改変、再配布が自由に許可されているソフトウェア。
※2 issue(イシュー):「重要事項、(提起された)問題」という意味で、開発メンバー間で共有が必要な事項をスレッド形式で立てられる機能。
※3 PR(プルリクエスト):GitHubのような分散バージョン管理システムの機能の一つで、コードなどを追加・修正した際、本体への反映を他の開発者に依頼する機能。「変更を本人以外がレビューしてから反映させる」という手順を容易に実現することができる。対策サイトではコントリビューターがissueやPRを行い、関や今村といったCfJの主要メンバーがレビューと反映を実施した。
※4 SPA(シングルページアプリケーション):SPAとは単一のWebページでアプリケーションを構成する設計構造の名称であり、動作性の向上、より高度なWeb表現、スマホ等にダウンロードして使用するようなネイティブアプリの代用としてのメリットが期待されることから、UXが向上すると言わている。
 

ともに考え、

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