PM Award 2023 最優秀プロジェクト賞受賞「じぶんごとプラネット」が広げる脱炭素の輪

2023.11.02 | 活動レポート

notion image
「じぶんごとプラネット」は、市民ひとりひとりが自らの生活スタイルからの気候変動への影響を知り、具体的な脱炭素アクションを数字で選ぶことができるカーボンフットプリント可視化アプリです。国立研究開発法人国立環境研究所(以下、国立環境研究所)やCode for Japanのコミュニティに参加するコントリビューターの皆さんと開発を進め、2022年8月にリリースをし、その後も改善を重ねてきました。リリース以降、個人や学校での特別授業、企業の社会貢献活動等での活用の輪が広がっています。シビックテックアプローチで進めた本プロジェクトが、日本発の優れたプロジェクトを表彰する「PM Award 2023」の最優秀プロジェクト賞(Small and Medium部門)を受賞しました。本記事では、授賞式の様子等をレポートするとともに、活用事例としてBS朝日「踏み出そう!地球のための一歩」キャンペーンとの連動や、公益財団法人日本バレーボール協会と取り組んだワールドカップバレー(パリオリンピック予選)での脱炭素アクション施策についてご紹介します。

「PM Award 2023」の最優秀プロジェクト賞(Small and Medium部門)を受賞

「PM Award 2023」は、2021年に創設したPM Award(※)の3回目の開催となります。プロジェクトを実施した企業・団体等の規模に応じた2つの部門(Large部門、Small and Medium部門)で約1,200名が参加した投票により、両部門の最優秀プロジェクトが決定し、この度、「カーボンフットプリント可視化プロジェクト「じぶんごとプラネット」」がSmall and Medium部門で最優秀プロジェクト賞を受賞しました。
PM Award 2023ニュースリリース https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000078755.html
 
10月21日にTKPガーデンシティPREMIUM秋葉原(東京都中央区外神田)で開催された授賞セレモニーには、プロジェクトを代表して弊社メンバーが参加し、受賞にあたってはエンジニアの上東がご挨拶をさせていただきました。
このプロジェクトは、国立環境研究所や一般市民の方々を含めて20名以上のメンバーで進めてきました。普段皆さんが生活している中で無意識的にエネルギーを消費しているわけですが、環境に影響を及ぼすCO2排出につながる皆さん自身が消費しているエネルギー量を意識してもらえるところからこのプロジェクトが関わっていけると、皆さんの環境の意識の高まりに貢献できると思っています。
 
notion image
 
※「PM Award」とは、日本に拠点を持つ企業・団体が実践する優れたプロジェクトを表彰する制度です。全世界に200以上の支部、69万人の会員そして140万人以上の認定資格者を有する国際的なプロジェクトマネジメント啓発団体であるPMI本部(Project Management Institute,Inc.)の協力のもと、日本におけるプロジェクト型の働き方の啓発とその実現手法である「プロジェクトマネジメント(PM)」の普及活動をおこなってきた一般社団法人PMI日本支部が主催しています。

活用の輪をさらに広げる 企業・団体での脱炭素施策との連携

「じぶんごとプラネット」はシビックテックアプローチで開発をすすめ、2022年8月にリリースされました。リリース当初からメディアで取り上げられたこともあり、着実にユーザーを増やしながら、イベントでのフィードバック等をもとに改善を行ってきました。最近では、個人の利用だけではなく、学校での特別授業、企業の社会貢献活動等での利用に関するお問い合わせも増え、脱炭素への意識の高まりやプロダクトの認知度が上がってきたことを実感しています。ここでは最近の活用事例を2つご紹介します。

BS朝日「踏み出そう!地球のための一歩」キャンペーンとの連携

BS朝日では9月18日~12月(予定)までBS朝日オリジナル版カーボンフットプリント可視化アプリ「じぶんごとプラネット」サイトで解答した結果をXでシェアすることで参加ができるキャンペーン「踏み出そう!地球のための一歩」を展開しています。
詳細はBS朝日のプレスリリースをご覧ください。

ワールドカップバレー(パリオリンピック予選)での脱炭素アクション施策との連携

公益財団法人日本バレーボール協会(以下JVA)では、「じぶんごとプラネット」をバレーボールファン向けの脱炭素アクション施策として展開しました。具体的には、JVA公式X(旧Twitter)の投稿や、大会会場のポスター、大型ビジョン等に掲示されるQRコードから本施策のURLにアクセス、回答された方にデジタルコンテンツや抽選であたるサイングッズをプレゼントするキャンペーンを行いました。
詳細は公益財団法人日本バレーボール協会のプレスリリースをご覧ください。

今後に向けて

じぶんごとプラネットではAPIの提供を予定しています。企業や団体、個人がじぶんごとプラネットのAPIを活用して新たなサービスが生まれ、エコシステムの形成されていくことを目指しています。
じぶんごとプラネットとの連携に興味がある方は問い合わせフォームよりぜひご連絡ください。
問い合わせフォーム https://forms.gle/fE5Mgtj23gp7Fout5
 
カーボンフットプリント可視化アプリ「じぶんごとプラネット」については活動ページでもご紹介しています。 https://www.code4japan.org/activity/jibungoto-planet
Next
吃音、教育格差、防犯、孤立・孤独などをテーマにしたチームが受賞!学生シビックテック開発コンテスト「Civictech Challenge Cup U-22」開催4回目で初めて対面会場の最終報告会実施

ともに考え、

ともにつくる。

Code for Japan Logo

活動

シビックテックプロジェクトCivictech Challenge Cup U-22Civictech Accelerator Program (CAP)DecidimMake our City

団体概要

コミュニティ

Slackワークスペースについて Notionコミュニティ・ポータルについてイベント情報

SNS

© Code for Japan

情報セキュリティについてプライバシーポリシーCode of Conduct

© Code for Japan