Code for Japanでは年に2回を目安に、スタッフを中心に理事やフェローの皆さんも参加する合宿を開催しています。記念すべき第1回は5月に札幌市で行いました。webサイトの団体概要に掲載している集合写真はこの時に札幌大通公園で撮影したものです。そして、第2回の秋合宿は集合場所を南に移し、11月1〜2日に福岡市で開催しました。
コミュニケーションと対話の機会
日々の報道からコロナの文字が完全に消えることはありませんが、ここ一年で、リアル会場でのイベントや交流も増えてきたこともあり、その良さをあらためて実感されている方も多いのではないでしょうか。
Code for Japanのスタッフは東京に集中しておらず、地域に暮らすスタッフや中には海外居住者も含まれています。居住地の問題や各地に出張で出向くことも多いため、オフィスに集まる機会は少なく、リモート勤務を基盤としています。もちろん、プロジェクトやイベントに応じて行政や地域の皆さんとのリアルなやり取りはある一方で、スタッフの中には入社後一度も顔を合わせていないということも珍しくはありません。
そのため、合宿はスタッフ間の貴重な対面でのコミュニケーションの機会であるとともに、次のような点で確認や対話ができるコンテンツを設計して開催しています。
- 組織の現状を把握しながら、スタッフが個人としてやりたいことや目標の実現に向かって動きやすい環境になっているのか
- どんな風に組織をアップデートしていけば個々人のためにも組織全体のためにも良くなっていくのか
- CfJのカルチャーとしても示しているオープンソースマインド(Open source mindかつビヨンドオールボーダーズ(beyond all borders)な姿勢での対話
秋合宿のテーマは「まちの体験とチームビルディング」
1日目はウォーミングアップもかねて、博多の町に繰り出しロゲイニングゲームから開始しました。
ロゲイニングとは、地図をもとに時間内にチェックポイントを回り、得点を集めるスポーツです。今回は街でできるカジュアルなロゲイニングにしたので、カードに載っている「クレーン車」や「メンバーの名前が使われている店」などをチーム対抗で探し、点数を競い合いました。ロゲイニングでは、チームを組んだ3人が時間内で効率よくポイントをとるために、チーム内で作戦を考え、役割分担をする必要があるためチームビルディングにはとてもよいゲームです。また、歩きながら様々なものを探すため、福岡の街を知ることができて参加者にはとても好評でした!
CfJのエンジニアがあげるロゲイニングの良かったところ
- 散歩が好きで、夜通し歩く等を個人的にしていたので、博多で思わず似たようなことができてとても楽しかった!
- ゲーム要素のある街歩きははじめてで、街を見るために歩いたので面白かった。
- チームで簡単なミッションをクリアしていく感覚が面白かった。
- 知らない街なのに、歩いてるだけで地元並みに何がどこにあるかがわかっていくのが面白かった!
会場に戻ってからはロゲイニングの活動を振り返るとともに、Code for Japanのカルチャーについて「Dos and Don’ts」の観点で、べからずだけではなく、歓迎される行動についても意見を出し合いました。
2日目は博多湾を一望できる今宿に会場を移し、社内ハックデーを開催。
事前に募集した6つのアイディアから、4つのチームを組成してワイワイ・モクモクの4時間半でした。
この中から、今後皆さんにもコントリビューターとして参画いただけるようなプロジェクトが育ってくるかもしれないのでお楽しみに!