Civic Tech Fun! Fun! Report! 2022年6月号は、Code for Amagasaki、Code for Giin、Code for Japanの3団体のレポートを掲載しています。
Code for Giinでは加古川市多田さんを招いて、Decidimの話しを聞くイベントを開催。Decidimの情報を共有するだけではなく、目的や実践的なアドバイスを聞けるのはコミュニティイベントならではですね。Code for Japanでも9月に開催のCode for Japan Summitに向けた情報やスマートシティに関するイベントを紹介しています。
今回も各地のFunFunレポートをお楽しみください♪
協力:たださん、(Code for Amagasaki)、八木さん(Code for Giin)
Code for Amagasaki
8月6日(土)7日(日)に開催される
みんなのサマーセミナーのお手伝いを行っています。
二日間ホンモノの学校で学校ごっこを行うイベントなんですが、コロナの影響で2年間程リアル開催をお休みしてましたので、実行委員会全員が再開を楽しみにしてます。
以前は応募されたセンセイの希望を基に、LibreOfficeBasicで時間割を生成しました。
今回は250講座ある時間割の検索フィルタ機能を、JavaScriptとCSSで作成しました。
Code for Giin
5月26日20時からメンバーとお誘いした自治体職員の方々と加古川市の多田課長(兵庫県加古川市 企画部 政策企画課 スマートシティ推進担当課長 多田功氏)から加古川市のスマートシティについてお話しを伺いました。
加古川市の多田課長といえば、特別的額給付金のシステムを作成したことでも行政DXの先駆者として広く知られていますが、我々が今回、興味津々で伺ったのはDecidimという参加型合意形成プラットフォームについてです。掲示板のようなもので、アイデアを募集したり、投票したり、また議論できたり。これまでに複合施設の「かこてらす」という名前を投票で決定した事例、まちづくりについてのアイデアを募集した事例などがあります。Decidimだけでなく、ワークショプにつなげるなどオンライン、オフラインどちらの活動も実施しているそうです。Decidimを活用することで、これまで平日昼間の議論には参加できなかった働く世代や学生などが参加できているようです。これは24時間、意見を受け付けることができるICTのメリットでしょう。
しかし、強調されていたのは、参加型民主主義を促し市と市民が対立構造ではなく信頼関係でつながることが目的であり、ICTを入れることが目的ではない!という点です。また、いきなり市民向けにやるのはハードルが高いという時は、小さくでも始めてみたらいいとのことで、限定公開でも、企業との取り組みでも、まずやってみようというアドバイスをいただきました。
Code for Japan
Code for Japan Summit
2022年も開催します!ということで、早速イベントサイトを公開しました!
https://summit2022.code4japan.org/
今年のCode for Japan Summitは3つの新たなチャレンジをします。
全国の皆さんもぜひ一緒に盛り上がりましょう!
チャレンジ1:オンラインでも、リアル会場でも参加できます。
チャレンジ2:期間を1週間とし、サミットウィークを設けます。
チャレンジ3:ウォッチパーティ会場を募集します。
「スマートシティのエコシステム醸成に向けて」イベントレポート
Code for Japanのスマートシティプロジェクト「Make our City」に関連したイベントをTISさんと6月6日に開催しました。
本イベントを皮切りに、スマートシティのエコシステムには欠かせない、FIWAREやデータ連携基盤を取り巻くエンジニアのコミュニティを醸成していきます。
政府や企業の動きなど幅広いことを話していますので、ぜひ御覧ください。
https://www.code4japan.org/news/event-20220606-makeourcity
NHKスペシャル
5月になりますが、ソーシャルハックデーなどをNHKさんに取材いただいていた様子を5/29(日)NHKスペシャルで放送されました。
コミュニティメンバーの大活躍の様子が写り、大盛りあがりでした!