はじめに
Civic Tech Fun! Fun! Report! 2024年1月号は、Code for AmagasakiとCode for Nagoya、Code for Japanの3団体のレポートを掲載しています。
元旦が地震ではじまるという混乱のスタートでしたが、皆さん大丈夫でしたでしょうか?私も富山市にいたので、大きな揺れに遭い、避難所を調べるなど情報の大切さが改めて身にしみました。また、親戚が能登に住んでいてい金沢に避難するなどとても身近な問題なので、何かできればと思っています。
それでは、今月も各地のFunFunレポートをご覧ください。
協力:たださん(Code for Amagasaki)、白松さん(Code for Nagoya)
Code for Amagasaki
当日、尼崎も少し揺れました。被災地の一日も早い復興を願うと共に、尼崎で発生した時に備えてどうするか、C4AMAとしても個人としても改めて防災対策が大事というのを考えてました。
Code for Nogoya
ご無沙汰してます、白松です。
1月5日に、行政デジタル改革共創会議「デッカイギ」で、ワークショップ「ChatGPT(Code Interpreter)でオープンデータを分析: 公務員のための『火中の栗拾い』チャレンジ」を企画・実施しました。
社会課題に関するデータ分析をしてくれるGPTsの作り方を解説し、参加者の皆さんが設定した社会課題についてのデータ分析を体験して頂きました。GPTsがWeb上で必要なデータを検索して分析してくれるのですが、やはり必要なデータが見つからない場合が多く、「オープンデータの必要性を再認識しました!」という声が上がっていました。
11月のCode for Japan Summit 2023でも、「ChatGPT×SFプロトタイピング:AIに短編SF小説を書かせて未来を議論する方法」というワークショップを企画して、そちらでもSFプロトタイピングしてくれるGPTsを作っていました。これら2つのGPTsをうまく統合すると、未来をデザインするツールとして面白いものになるのでは・・・と思っています。
Code for Japan
Code for Japanでも能登半島地震での活動を行う予定です。プロジェクトが進みましたら、紹介させてください。今月はそれ以外の取り組みの紹介です。
PLATEAU
PLATEAUとは、国土交通省が開発した3D都市モデルです。2023年度、Code for JapanではPLATEAUの整備都市である熊谷市、横須賀市、豊橋市、新潟市でまちづくりDX研修を実施しました。記事にしていますので、ぜひご覧ください!
ソーシャルハックデー
57回目となるソーシャルハックデー(以下、SHD)を1月20日にオンラインで開催しました。今回はSHDに参加したことがない方向けに少し説明します。
SHDはCode for Japanが毎月第3土曜日(たまに変更される)に開催する開発イベントです。誰でもプロジェクトを持ち込むことができ、参加者は興味があるプロジェクトに入ります。開発イベントですが、アイデアを議論したり、リサーチをしたり、プロトタイプへのフィードバックをおこなったり、開発者以外でも参加できるイベントです。
11-17時と長時間に渡るイベントなので、途中参加や途中退出も全然問題ありません。また、毎回5個程度のプロジェクトがあり、1日で複数のプロジェクトに参加する人もいます。タイムテーブルはこんな感じです。
10:45 - 11:00 はじめての方向けガイド
11:00 - 11:05 オープニング
11:05 - 11:15 自己紹介
11:15 - 11:30 プロジェクト紹介
11:30 - 15:00 開発タイム (前半)
15:00 - 15:25 中間報告
15:25 - 15:40 シャッフルタイム
15:40 - 17:00 開発タイム (後半)
17:00 - 17:25 進捗・成果報告
17:25 - 17:30 写真撮影・告知PR
17:30 - 18:00 プチオンライン懇親会
そして、1月のプロジェクトはこちらでした!
- Decidim
- Plurality和訳
- proj-inclusive
- オープンデータ DataOps
- MikotoNetwork
プロジェクト名だけだとわからないと思うので、こちらをご覧ください。
次回は、2月17日(土)です。参加申込をお待ちしています!