Civic Tech Fun! Fun! Report! 2021年 1月号

2021.02.01 | 活動レポート

はじめに

Civic Tech Fun! Fun! Report! 2021年1月号は、 Code for GIFU、Code for Giin、Code fo Kusatsu、Code for Nerima、Code for Japanの5団体のレポートを掲載しています。
気がついたら2021年がはじまってはや1ヶ月。今年も各地での活動がスタートしています。今回は2021年初回ということで、各地の豊富に加えて、メンバー紹介が密かなブームになっています。シビックテックの活動にどんな人達が参加しているのかぜひご覧ください!内容盛りだくさんの1月号をお楽しみください♪
協力:石井さん(Code for GIFU)、八木さん(Code for Giin)、Code for Kusatsu オールスター、青木さん(Code for Nerima)、藤野さん(Code for Japan)

Code for GIFU

岐阜の石井です。
CODE for GIFUでは毎月の定例会をやっていません。何故ならslackとかで連絡がとれますし、プロジェクトやイベント単位で動くことが多いからです。
そんなGIFUでも年に1回ぐらいは会う機会をつくりたいよね!ってことで定期総会を実施しています。毎年1月に開催するのですが、去年は古民家を借りて、お餅をついたりケーキを作ったりしました。今年はコロナ禍で集まることもできないため、初のオンラインで定期総会を開催しました。
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オンラインで良かったこととして、自己紹介シートをつくったことです。直接会える時は参加者同士で自己紹介をしあえるのですけど、オンラインだと一対多になりがちです。興味あるメンバーがいても声がけしづらい状況です。そこで「メンバー同士の理解」や「途中から参加人もわかりやすい」ってことで自己紹介シートを記入してもらい、それにしたがって近況報告をしてもらいました。
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知っていそうで知らないメンバーのことを改めて知る機会となりました。
また、CODE for GIFUは3年で役員を改選することになっています。今年はその改選の年で、役員の役を交換したり、新しい人に役員になってもらったりして新体制となりました。
代表 天川伊織さん副代表 横井武志さん事務局長 石井哲治さん会計 古郡唯希さん監事 梅本利彦さん
新しい体制でも面白いことを推進していきたいです。
最後にCODE for GIFUでは毎年活動テーマを決めます。(と、いうか私が勝手に考えています)それで、今年の活動テーマは「牛にひかれて、善行寺参り」としました。
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このことわざの意味は「思ってもいなかったことや他人の誘いによって、良い方に導かれること」です。つまり、どういうことかというと「みんながやってみたいことで別の人が良い方向に導かれ、コミュニティとしても思いがけない方向にすすんでいけたらよい」ということです。シビックテック活動は自分事として主体性をもって行うことが大切ですが、たまには力をぬいて思いがけない方向にすすんでみることもいいんじゃないでしょうか?
新体制にもなったことですし、どんな方向に進むのか今からとても楽しみにしています。

Code for Giin

2020年のCodeforJapanSummitで誕生したCodeForGiin(議員)です。メンバーは広範囲にいますので、会って話をすることはなかなかできませんが、2021年も何らかのブリゲードとしての活動をしたいと思っています。(^o^) (八木・草津市議)
こんにちは。
Code for Giinのたぞえ麻友(東京都目黒区の区議会議員)です。
今、2月の議会に向けて「一般質問」を準備しているところです。
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(「一般質問」って何?⇒自治体に対して、公の場で公式見解を聞き出すことができる機会のことで、けっこう大事です。)
私は今回「ちばれぽ」「オープンチャットを活用した防災訓練」を事例として取り上げ、自治体DXについて質問を考えているところです。
行政は失敗してはいけない!ということが背景にあり、目黒区を含め多くの自治体はまだ市民参加に及び腰です。しかし、行政への期待の高まりに対して、行政のヒトモノカネは既に限界にきています。今後は行政の持っているモノやデータを「開放」し市民による課題解決を進める動きが加速すると思っています。
新型コロナの影響で本当に日々苦労していますが、会えないからこそこれまで対面が基本だった行政の在り方が変わるチャンスだと捉えています。
Code for Giinの活動、どっから何からやったら促進するのか模索中なところはありますが、いろんな団体さんの活動を拝見しながら、何かコラボとかできたらいいな!
よろしくお願いします。

Code for Kusatsu

2021年・年頭所感(中西雅幸代表)
Code for KusatsuのKPIの1つである飲み会の開催数が、昨年は新型コロナウイルスにより未達に終わりました。
基本的に群がりたいメンバーが多いので、コードを書くより汗をかく精神で、草津を盛り上げていきます!
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年の初めの他己紹介でーす!!

例)紹介されるメンバー:紹介内容(紹介した人)
さおりん:2児の子育て真っ最中の「草津おみやげラボ」所長!! りけじょです。COGにも応募して最終まで残りました。草津を盛り上げることに全集中の柱です。(やぎーん)
やぎーん:色々頼れる大きな存在。地図好きでIT詳しい議員さんで、Code for Giinを立ち上げて右往左往してはります(よーこ)
よーこ:グラレコでいつも議事録を楽しく記録してくれるよーこちゃん。ありがとうー。勉強好きでテキパキサクサク物事を進めていく人♥♡。(としみん)
としみん:にこにこしながら、押さえるところをしっかり押さえてくれる締め役。頼っちゃおーかなーと思います。(おかむら)
おかむら:静かな方に見えますが、実はかなり歴史や文化に詳しそう。うかつなことは言えない。(さかのした)
はーちゃん∶神の手により書くことを強制されました。いつもお手伝いしてくれてありがとう。まつげが長すぎて半目で寝ているのがかわいいです。匂いに敏感です。(おくみか)
おくみか:いつも笑顔で笑っているようなイメージのおくみかさん。多趣味でなんでもできるしとっても楽しそう!!いつか手相見てもらいたいと思っています。(ようかん)
えっちゃん∶いつも優しく微笑んでるイメージ。んーなんか、ふわっていい匂いがする。むはははは。(はーちゃん)
いーのさん:滋賀県の新型コロナウィルス感染対策サイトから、Code for JapanのWEBサイトを経由して、地元の滋賀県にもブリゲードがあることを知り、Code for KusatsuのWEBサイトから問合せしてくれたアクティブな方。青年海外協力隊の経験だったり、ナイロビでの生活が長く英語もバリバリ!
まもなく入部1年だけど、問合せをしてくださった期待に反して、Code for Kusatsu の活動の緩さにビックリされてるはず!?(なかにし)
ゆうせいくん:考えるより先に手が動いてる感じのネイティブハッカー。いっつもバランスボールに乗ってるのはなんでなんだぜーーー!?(いーの)
坂居さん:テリトリーの広い公務員さん。ついつい皆んなが頼っちゃう愛称マーシーで~す(えっちゃん)
坂ノ下さん: 地図とオープンデータの人。COVID-19前は息をするようにオープンデータソンを生やしていた。(今はMappy Hourをしているらしい)。地理的には地元というわけではないのに、C4Kで地元メンバーばりの存在感がある。(ゆうせい)
ようかんくん:みんなの困った、と、自分のやってみたいに、丁寧に向き合い、貪欲に進んでる。伸びしろしかない。いつも仲間に囲まれて、ムードメーカーなんだろうなぁ。これからどんな世界・人脈が広がっていくのか、ねーさんは楽しみにしています。滋賀から世界の自慢に、そんな人になって下さい。(さおりん)
世界の中西さん:笑顔できらめく眼鏡の奥からただならぬ改革意欲を感じさせるビール好きリーダー。居住地と勤務地の間の草津市で、会議後のビールを餌に、技術の話なし・時間制限なしのアイデアで盛り上がりすぎる楽しく個性的なメンバーたちを、時にビシッと引き締めてくれる、我らが頼れるC4Kのリーダー。(マーシー)
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**1/23・Social Hack Day参加感想:**初参加で右も左もわからない状況でしたが、みなさまに暖かく迎えていただいて、猫ともども楽しく過ごせました。なんとなく雰囲気もわかったので、次こそは一行でもコードが書けるように精進しておきたいと思います!(いーの)
2020年はCodeforKusatsu得意のみんなでわいわい飲み会ができませんでした。2021年には、また全国のブリゲードの方々との出会い(飲み会)ができるようにしたいですね。そのときは、みなさんよろしくおねがいします。

Code for Nerima

Code for Nerimaの青木です。このレポートがでるころには終わってると思うのですが東京都練馬区で1月30日に「ねりまつながるフェスタ2021」と言うイベントが開催されます。こちらCode for Nerimaも加わってる区民の有志グループで区と協働してオンライン開催に漕ぎ着けました。しかもただオンラインにしただけではなくて、ちゃんとオンラインコンテンツも公開しています。
練馬区立区民協働交流センターチャンネル
つながるフェスタは「区と地域団体の協働のイベント」です。例年だとホールでブースを出したりステージで発表したりしなんと1日で2400人が来場する区も力を入れているイベントです。
そこで今回オンラインでどうしようかと言うところに「動画を作成して応募」としたところ、なんと30近い区内団体さんから動画の応募がありました。それをアップしてありますのでご覧んください。
そしてアクセシビリティのCode for Nerimaでは字幕作成のお手伝いを。そしてまた区内団体さんに協力いただき視覚障害者向けの音声ガイドを言うのをつけました。それらはリストになってますので見てみてください。字幕と違って音声ガイドは馴染みがないかもしれませんが、こうすることで目が見えない方でも映像しかない動画の内容を知ることができます。こう言う意識をもっって動画を作ることも大切ですよね。
そしてZoomのブレイクアウトルームを使ってオンラインワークショップも開催します。こちらも8団体から応募があり日本舞踊や阿波踊りや工作などが楽しめるようになってます。
30日はつながるフェスタ実行委員の皆さんと動画を提出いただいた団体さんにゲストできていただき3時間の生配信を敢行します。このレポートが配信された時にはもう終わってアーカイブが公開されていると思いますのでぜひみてください。
ほんとこれが本年度唯一とも言っていいくらいの練馬区の公式イベントかもしれません。コロナ禍でもやれることを模索して楽しもうとしている人たちは全力で応援したいですよね。
ではこの辺で。

Code for Japan

Code for Japan STO創出プロジェクト 藤野です。ちなみに、STOとは、ソーシャル・テクノロジー・オフィサーの略称で、経営視点からNPOのIT導入や活用を担う人材のことです。1月度FunFun Reportでは、STO事務局が1月13日(水)のNPO向けオリエンテーションと1月23日(土)に開催したSTO MeetUP#1 感謝祭の様子をお伝えいたします。
■「NPO向けのオリエンテーション ~NPOとIT人材が協働するには?」
1月13日(水)に、STO創出プロジェクトを共同で起ち上げた日本NPOセンター主催で、NPO向けのSTOプロジェクト説明会「NPO向けのオリエンテーション~NPOとIT人材が協働するには?」を開催し、30団体ほどの方にご参加いただきました。
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イベントの冒頭では、三本さんより、「STO(Social Technology Officer)とは何か」
「なぜ、NPOにSTOが必要か」という説明とともに、2020年12月に実施した「非営利団体におけるIT活用とIT人材の実態及び、STOに対するニーズに関する調査」の結果について共有し、実際にSTOとして活動されている方をご紹介しました。
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その後、STO創出プロジェクト事務局メンバー 山口さん、天川さん、増田さん、角さんがパネリストとして登壇し、NPOとの協働プロジェクトを事務局として伴走した経験を交えながら、「NPOがSTO・IT人材を受け入れる7つのコツ」について、熱く語りました。
「フラットな関係で、オープンな会話を」など、STO・NPO同士のはじめの人間関係構築から、「コスト感覚を持つ」など実際にシステム構築にあたっての注意点まで、幅広く皆さんにお伝えすることができたかと思います。
1時間では足りないくらい、伝えたいことがありましたが、事前にメンバーでNPOとSTOについての関係性をよりよくするためにどうすればよいかのディスカッションできたことも含め、とてもいい経験になりました。「どこまで相談していいの?」などと迷っている団体の方の背中を押せたとすれば、とてもうれしいです。STO・NPOとの良い協働関係が築けるように、今後も活動を続けます。
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■「STO MEETUP #1 感謝祭」
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このイベントは2020年にSTO候補者としてNPOと関わったエンジニアの皆様に事務局から1年間お疲れ様でした!の気持ちを伝えるとともに、STO Community活性化を行うべく、成果共有LTとSTOクレド(STOとしてNPOに関わるうえでの信念のようなもの)の作成を行いました!今回はその中から成果共有LTの様子をFanFan Reportに載せたいと思います。
■成果共有LT
成果共有LTでは、井上さん、太田さん、松野さん、山口さん、稲岡さんの5名のSTOの方にご登壇いただきました!各自違うNPOで活動していたため、NPOの活動内容や必要とされているITスキルが三者三様で、STO同士で質問が飛び交い、意見交換を行いました。振り返ると新しい発見の多いとても有意義なセッションとなりましたのでそのすべてをご紹介することは紙面の関係で難しいので、セッションの様子の一部をご紹介いたします!
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こちらのプロジェクトは比較的大規模な開発プロジェクトを担当された井上さんのLTの様子です。プロボノ初めて!という方が多かったこと、そしてオンラインで活動するため、参加モチベーションを測りにくい、という課題に対して中間リフレクションを実施しモチベーションを管理したよ!というTipsをご紹介いただきました。
オンラインでの活動はモチベーションの起伏やメンバーの本業の忙しさを把握することが難しいので、他のSTOからも「中間リフレクションいいね!」という声が上がっていました。その他、Salesforceのことならおれに聞け!やKintoneの神対応!といった様々な経験談が共有され、STO間でのネットワークが生まれていきました!
最後にCode for Japanの関さんから「STOは技術をただ導入するだけではなく、コミュニケーションを通じて、本来やるべきことは何か、どういった未来がその団体の中で描けるのか、話し合い理解してもらうことだと思っている。ITのいいところ、悪いところどちらも理解してもらうことが大事。そういったコミュニケーションをみんながしていて感動しました!」なんて素敵なお言葉もあり、とてもアツい会となりました。
今日はここまで!後半に実施したクレドワークショップでは、STO事務局初となるワールドカフェ形式でのオンラインセッションとなりました。STOのアツい想いが交差するよい会となったのですが、そちらは次回報告させていただきます。スクショでちょっとだけ頭出し。
皆さんも社会に貢献するNPOと協働したくなりませんか?STO Communityは、多様な人が助け合い、ITを使った社会貢献ができる場となっております。ご関心のある方は、Code for Japan Slackの#proj-sto_communityにご参加いただき、自己紹介いただければ、事務局員からコンタクトさせていただきます!!

ともに考え、

ともにつくる。

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